私がこのガーデンに興味を持ったのは、植物や公園が好きなこと、北海道に来てハーブや園芸熱が高まっていることもありますが、上野さんが、自分の作るガーデンを英国式庭園と呼ぶことにずっと違和感を感じていて、でもあるとき「北海道ではこの花とこの花が一緒に咲くのね」などと言われ、英国式とは異なる、北海道ならでは風景が見られる「北海道ガーデン」と名付けた、というようなことが新聞記事に書いてあったからでした。確かに、北海道に限らず、日本の各地を旅行すると、イングリッシュなんちゃらというような、英国式を真似た庭園やホテルやティールームなどがやたらと目に付くのですが、それはきっと本場とは違うだろうし、イギリスのことを真似るのは個人の趣味だからよいけれど(実際私もイギリスのガーデンやお菓子やアンティークなどに大変興味がある)、なぜここが嘘っぽい「英国式」である必要があるのか、と常々疑問でした。
だから、彼女が「北海道ガーデン」と名付けたガーデンがどのような風景を見せてくれるのか・・・
ということで、札幌からバスで2時間揺られて旭川へ。そういえば、北海道に来てから一度もJRに乗っていません。長距離はバスの方が便利で安いので、いつもバスを利用しています。

丘から見た風景 ガーデンは一つ一つの花が自己主張しない、ナチュラルな感じでよかったですが、これを「北海道ガーデン」と呼ぶのには、違和感が残りました。よくわかっていないのに言うのはなんですが、ガーデンというのは基本の設計や植物の見せ方など風景の作り方によって「○○ガーデン」と呼ぶのであって、北国ならではの開花期の違いや植物の色などのみによって北海道ならではのガーデンになるという意見には、あまり賛同できません。というのは、このガーデンの設計はやはりイングリッシュガーデンを基本にしたものだし、あひるやうさぎが跳ねている庭というのも彼女の嗜好でしょう。この庭は北海道ガーデンではなく、あくまでも「上野さんの庭」ではないでしょうか。
また、雑貨やさんはぱっと見はかわいいのですが、よく見ると実用的でなかったり、ハリポテ感が漂っていて、結局何も買いませんでした。売っているサシェ(匂い袋)は、合成香料のものだったし、せっかくガーデンをやる人なのだったら、自然のものを使ってほしいなぁなどとちょっと残念に思いました(自分でサシェを作っているからサシェにはうるさいのだよ・・・)
と辛口になってしまいましたが、有名な富良野の富田ファームのラベンダー、ポピーなどわかりやすいガーデンと違って、いろんな花が光や風に自然に溶け込んでいるのにはとても惹かれましたし、こういう庭を作ってそれを北海道ガーデンと名付けるところが上野さんの新しいところでもあり、若い世代のガーデナーらしいなあと思いました。
それにしても、平日でもたくさん人が来ていたし、私たちも行くくらいだから、話題になれば、こんな地方でも人を集めることができる、と旭山動物園に続く旭川の観光地の成功例になりそうな勢いです。
はるばる旭川まで行きましたが、どちらかというとガーデンそのものよりも、行く途中の風景の方が印象的だったかな。そして、カッパさんと私は、相変わらず、家から自転車でいける百合が原公園が一番だね、という意見で一致しました。








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