2013年4月29日月曜日

風邪ひき妻にスーパーハズバンド

GWに入りましたが、こちらはまだとても寒いです。今日はみぞれが降ったし、家の中はまだストーブをつけています(あまりに寒いので昨日灯油を買い足した)。今年は例年に比べて、クロッカスの咲き始めやフキノトウが顔を出すのも4月下旬と、春の出足はゆっくりです。
天候が不安定なので、私も1週間前に風邪を引いてしまいました。

この1週間を振り返ると・・・

お風呂を出て悪寒を感じたのが先週の日曜夜、夜中には、39度近くの熱が出て、またインフルエンザか?と思い月曜日朝一で近くの内科を受診、検査すると陰性、薬を飲んで様子を見ることにする。いつもは3時に保育園お迎えしているが、この日は6時前まで預かってもらうことに。私がダウンしているので、カッパさんがフル稼働。保育園へ送った後、家に戻って洗濯、洗濯物干し、その後出勤(しかもYuriのお迎え時間に間に合わせるため職場から直で保育園にいけるよう、2キロ先のバス停まで強風の中チャリで行く)、仕事の後保育園お迎え、Yuriに離乳食を食べさせ、お風呂を洗ってYuriをお風呂に入れ、夕飯の用意をし、片付けをし・・・という具合にいつもにも増してスーパーハズバンドぶりを発揮してくれました。

火曜日、朝熱をはかると平熱だったので多少ふらふらするものの、急に休講にするのは悪いので仕事に行く。しかし、予習が不十分のため、授業は不出来で反省。
今年初めて二部を持つことになったが、二部の学生さんたちがとても素直で楽しい子ばかりで、いろいろ質問してくれて楽しい。授業が終わった後一人の学生さんが「この授業が一番わかりやすい、すぐに質問できるし!」と。もう一人の学生さんが「これからも少数精鋭で行きましょう!精鋭かはわからないけれど(笑)」(この授業の受講者は6人)とてもよい雰囲気でこちらも楽しい、授業が終わったらすっかり体のふらふらは治って元気になっていた。

木曜日、在職証明書など書類を揃えて、区の保健センターへ。4月から保育所に入所できたものの、非常勤の仕事だけでは保育所入所要件を満たさなかったので、4月からの特別研究員の証明書と仕事の内容やスケジュールについて説明した申立書も作成して提出。窓口の人は「お母さん、これではだめなんです、週3日、20時間以上仕事していないと」を繰り返し、続けて上司の人が出てきて「家で仕事しながら子どもを見られないんですか?」などとのたまう。これに対し非常勤の仕事は行って帰ってそれで終わりというものではないこと、準備や提出物のチェックに講義の何倍もの時間がかかること、それらは子どもを見ながらではできないことなどを説明したら、最初のうちのしぶっていた態度があっさり変わって、個人事業主ということで書類を記載すればokということで認められた。やれやれ・・・生活保護と同じでまずは窓口で追い払うのかな?

金曜日、夜6時からのアーサー・ビナードさんの講演会へ行く。カッパさんは金曜日は出勤するが、この日はたまたま家で仕事する日だったので、Yuriを見ていてくれるとのこと(講演会には託児もあったが、保育園の後夜遅くまでYuriを連れまわすのは避けたかった)。アーサー・ビナードさんの講演は、一度聴いたことがありとてもよかったので、札幌に来られるのを知ってぜひ行きたかったのだ。『三人寄れば<もんじゅ>を止める知恵』という題で、広島の「ピカドン」の話から始まって(ビナードさんは、ヒバクシャが使うピカドンという言葉から生活者の視点で核を見ることを知ったという)、原爆投下後広島はいつから住めるようになったのか、原爆投下候補地だった京都が候補からはずれたのはなぜ?長崎の原爆の話など、<核>の話から最後は<もんじゅ>に行き着く。ペテンたちが作った<定説>を見抜かなきゃ、騙されちゃだめだよ!というビナードさんの熱いメッセージで会場は熱気に包まれる。ビナードさん熱が入っていて講演30分以上もオーバーしたのだ。あぁ、ちょっと無理してでも行って本当によかった!
帰ったらカッパさんがYuriを既に寝かしつけてくれていた、ありがとう・・・。

土曜日、子ども劇場の地域公演にYuriと行く。劇団風の子の新聞紙やビニールを使った遊びのお芝居、赤ちゃんも見られる!Yuriも私のひざの上でじーっと舞台を観ていました。新聞紙という身近なものでこんなに遊べるんだ~発想が豊かだなあ~遊ぶってすごいことだなあ~。お芝居が終わった後は、役者さんも含めて皆で一品持ち寄りの昼食(私はおにぎり持参)。そこで皆で感想も一言ずつ伝えられてよかった。
小学生の子たちがYuriを見て面白い顔をしてくれたりすごく興味をもってくれる。小学校6年生の男の子がYuriのほっぺをさわりながら「これあり得ないですよねぇ」って(笑)。あり得ないくらい落ちそうなぷくぷくほっぺだねという意味でおかしかった。もう一人の6年生の男の子がYuriを抱っこしてくれたり、皆異年齢で遊ぶことに慣れているから、こんな風に小さい子に興味をもってくれたり遊んでくれたりするんだね。嬉しいな~
Yuriの落ちそうなほっぺは私も大好きで、毎日チュッチュッしている。

そして日曜日、のんびりYuriと見つめあいながら微笑みあったり、Yuriが嬉しくて腕をばたばた上下させるので、私もYuriに向かって腕をばたばたさせたりして遊んだ。Yuriはこの1週間でこれまでしなかった寝返りもするようになったし、ずり這いもすごく得意になってあちこち移動できるようになり、「ママママママー」と言うようになった。どこまでママが私と認識しているのかわからないが。

2013年4月10日水曜日

4月は親も子もタイヘン!

先週からいよいよYuriの保育園も始まり、私も昨日から新学期、新しい授業が始まりました。

Yuriのプラム組は、全部で6人、7ヶ月から1歳2ヶ月までのお友達がいます。先生は3人。
最初の2日間は母子登園で、保育園で2時間、親子一緒に過ごしました。
一緒に過ごしたことで、クラスのお友達のお名前や顔も覚えられたし、お母さん同士も
知り合いになってよかったなぁと思います。給食の試食もあった。
3日目からは預け保育が始まり、少しずつ預け時間を伸ばしていきました。
先週1週間は、こちらも新しい生活に慣れるのに精一杯で、ほとんど仕事はできず、送り迎え(片道徒歩15分)、搾乳、先生とのやり取り、連絡帳書き、持ち物用意などで1週間終わったら親の方が疲れていたかも~
6時まで預けられますが、しばらくは授乳があるので、授業のある日以外は、3時にお迎えするつもりです。

とてもアットホームな雰囲気の園で、先生方もふんわりした雰囲気、教室もレースのカーテンがかかっていたり、木のおもちゃ、手づくりの連絡帳入れなど全てが心地よく配置されています。園の方針として、家庭らしい雰囲気を大切にするとありましたが、家庭よりも家庭らしいかも。
教室の入り口には福音館の今月の絵本が飾ってあり(園でとってその後園児にくれる)、手づくりの羊毛フェルトでできた赤ちゃん、小さなお花まで飾ってあり大人も心が和みます。離乳食もそれぞれ進み具合に応じて、栄養士さんが個別にメニューを作って対応してくださり、一人ひとりを大切にした細やかな対応に、この園にお願いしてよかったなぁと思いました。

Yuriは早速担当保育士さんの顔を覚え、目が合うとキャッキャッと声を出して笑います。抱っこが好きなYuriですが、徐々に下で遊ぶことにも慣れ、保育士さんと一緒にわらべ歌を歌って舌を動かしたりしているそうです。
Yuriが比較的早く保育園に慣れたのは、これまで私があちこち連れて行っていろんな人に会わせていたからかな~と思います。特に、生活クラブの運営委員の集まりでは、託児してもらうことも多く、いろんな方が抱っこしてくれたり、遊んだりしてくださったおかげかもしれません。

今は「小さい頃から保育園に預けるなんてかわいそうだ」というようなことを言う人は、あまりいないのかもしれませんが、確かに産まれてから1年も経たない子、まだまだ母親とべったりしていたい子どもが、すぐに慣れるとはいえ、日中長い間家庭以外の場所で過ごすのは大変なのだと思います。もちろん保育園に行ったほうが、お友達と遊べたり、散歩にたくさん連れていってもらったり、よい面もたくさんあるのですが、子どもががんばっていることも確かでしょう。

だから、私もYuriを預かってもらっている時間、精一杯がんばって仕事をしたいと思います。

講義の方は、これまで100人以上の大人数のクラスばかりだったけれど、今回は予想したよりずっと少人数でできそうなので、大人数ではできなかった参加型スタイルも取入れながら(まだまだ試行錯誤しながらというのが正しいのですが)やっていきたいと思います。

4月は親も子も新たな生活に慣れるまで大変だね、でも一緒にがんばろうね。