2010年12月25日土曜日

メリークリスマスfrom インチョン

昨日はクリスマスイブということも忘れて、「そうか、今日はクリスマスか」と思い出したのは、夕暮れ時にタクシーに乗ってからでした。

たくさんの人たちに助けられて、調査無事終了しました。

2つめの調査地でお世話になったお宅では、ご飯を食べる場所と豚小屋が、あまりきちんと閉まらないドア1枚で隔てられており、年がら年中、家の中に豚のにおいが充満していた。豚のにおいをかぎながら食事をすることに、最初とても抵抗がありましたが、徐々に慣れてきた。家の建物自体は水洗トイレのある近代的な家であっても、清潔観念の問題で、家が古くても家具の配置などが合理的で居心地のよい家もあるし、新しくても埃っぽく、清潔でない家もある。私が今回ステイしたのはどちらかというと、後者の家でした。こちらが頼んでステイさせてもらっているのだから、文句を言ってはいけないが、でも最初の村のほうが格段に待遇がよく、人々も調査に大変協力的だったので、2つ目の村に入ったときはやりにくくて、元の村が恋しくて恋しくて毎日涙でした。

ハノイの郊外の村といっても、首都の中心部から20キロ離れただけで、そこは都市とはまったく異なる空間です。

この村に最初に入ったのは7年前ですが、7年前より人々はずっと忙しくなっており、農繁期だったので、調査を主にするのは夜。とても親切な生産隊長(という地縁組織の長)のおばさんが、毎日付き合ってくださり、お家で夕ご飯まで一緒に食べさせてもらった上に、その後農家世帯に連れて行ってくれました。農家の人たちは日中はずっと忙しいのですが、夜ご飯を食べ終わると比較的時間に余裕があり、夜7時半くらいから10時くらいまで、近所を訪ねあったり、テレビを見たりしてのんびり過ごします。以前はバイクを持っている世帯は30%ほどでしたが、今はほぼ100%の世帯がバイクを持っているし、この7年で生活自体はずいぶんと豊かになっていました。

でも、バイクを持ってるとか、家が新しくなったとかそういう物質的な面は変わっても、その人のしゃべる言葉を聞けばどこの村の人かわかるという(この村の人はなまりが重いとか特徴がある)村ごとの特徴、均等に分配された農地を耕しながら狭い土地にたくさんの人が生活していて、地縁血縁のつながりを最大限に活用して糧を得ている。こうした人々の関係の緊密さこそが市場経済化の原動力であり、この地域の発展の本質だと思います。それを確認してきたのが、この2ヵ月半の旅でした。

2010年11月30日火曜日

お久しぶり

久しぶりの更新です。
先週の土曜日にひとまず一つ目の村の調査を終えてハノイに戻ってきました。
村では村長さんのお宅にお世話になり、毎日三食おばさんの美味しい手料理をいただいていたので太ってしまった!

例のごとく久しぶりに会う村の人たちに「子どもは子どもは?」と言われ続け、「次来るときはお土産じゃなくて、子どもをつれてこい!!」と言われてしまいました。こっちの人って結婚してから1年後には子どもが生まれているのが普通だから、結婚して何年も子どもがいないっていうのが信じられないのよね、、、、。

それはともかく、これまでいかに自分が村のことをよくわかっていなかったかが、よくわかりました。今頃こんなこと言っていてはいけないのだが、情報のダブルチェックなど調査の基本的なことができていなかったので、誤解していたこともあった。何かを理解しようとするときには、対象に対する熱い気持ちが必要だけど、それとは別に、常に疑いを持って冷めた目で見るというのも一方で必要なことでしょう。

一番お世話になったおばさん(村長さんの奥さん)と、お孫さんのクインちゃん
おばさんとお別れするときは泣いてしまった

畑まで押しかけてインタビュー


村を歩いていると子どもたちが
「ねえねえ○○って日本語でなんていうの?」と次々に聞いてくる。
聞かれる単語は、鶏、水牛、犬、タニシ、猫、豚などなど。
「にわとりって言うんだよ」と教えてあげると
すぐに「にわとりにわとりー!!」と大声で繰り返す。
子どもたちがどんなものに囲まれてるかよくわかるでしょう。

そうそう、村の人たちに「だんなの名前はなんていうんだ?」と聞かれたので「カッパ」と答えて、「水辺に住んでいる妖怪の一種だよ」と説明したら、皆笑いながら「Kappa」とまねして口にしていました(笑)。
また明日から2つめの調査地に行くのでしばらく更新できませんが、元気でやってますのでよろぴく~

2010年10月27日水曜日

ran-chanハノイでコンサート

先週の日曜(10/17)から調査に入り、土曜日にハノイにまた戻ってきました。
土曜日の夜に、ハノイ遷都1000年祭記念のコンサート、マーラー交響曲第8番がハノイのナショナルコンベンションセンターであり、従姉のran-chan(ソプラノ)が出演したのです。ran-chanいつかベトナムでコンサートやってくれないかなあと前から思っていたけれどついに実現して、その場に居合わせられて幸せ!!ran-chan家族、友人など総勢10名ほどの方が日本からみえたので、翌日は皆でハロン湾に行ってきました。

また明日から調査地に戻ります。
予定に変更がなければしばらく(1ヶ月くらいかなあ?)ずっと田舎(といってもハノイから20キロのところ)にいるのでブログは更新できませんが、元気でやっていますのでご安心を~

調査地の風景
マーラーの千人の交響曲

ハロン湾へ、船の上で乾杯

2010年10月16日土曜日

ハノイより

10月12日の深夜に、以前下宿していた家に到着。大家さんが迎えてくれる。
次の日から大学へ手続きに行って紹介状を発行してもらったり(ベトナムで調査するには所属機関の紹介状が必要)、知り合いのいる研究所を訪ねて資料をもらったりする。

今いる下宿は、ハノイの中心部にほど近い場所。訪れるたびに古い建物が壊されて新しいビルが建ったりと少しずつ風景は変わっているが、いつも朝ごはんをたべていたブン(うどん)屋さんやフォー屋さん、野菜売りや新聞売りのお姉さん、卵売りのおばさん、路上の床屋さん、ここの通りの登場人物たちはいつもと同じ場所で変わらず商売をしていて、私が行くと「また来たね」と笑って迎えてくれ、「子どもできたか?」「家族は元気か?」と話が弾む。中には「そんな3ヶ月もだんなと離れてだんなが浮気したらどうすんだー?」なんて笑いながらいろんなことを言う人がいて面白い。

昔から商売しているお店があるのはどこの町でも同じだろうが、ベトナムの場合は、天秤棒を担いだりして路上で商売している人がたくさんいるので目に見えて、それが本当に以前と変わらないので、なんだか舞台のセットを見ているような気分になってくる。

そして皆本当によく話す。日本ではこんなに町の人たちとぺちゃくちゃおしゃべりすることはないが、ここでは一歩外に出たら話さずにはいられないのだ。大学や研究所に行っても、皆本当によく話す。知り合いの研究者や友人も、表情をくるくるかえてしかめっつらしたり、顔をあっちこっち向けて手振り身振りをまじえながら何時間でもぶっ通しで話すので、いやーよくエネルギーがあるなあ、一人芝居を見ているようだななどと思う。

ベトナムに来て一番面白いのは人と話すことかもしれない。


←卵売りのchi Bả̉yさん。 この日はマンゴも売っていて、ちゃっかり私に売りつけていた。 20キロ離れた郊外の農村から毎日ここにやってくる。
「まだ子どもいないのか。つまんねーな」と足をじたばたさせていた。

→春雨売りのおばさん。
田舎から出てきてお昼に春雨を売っている。
娘さんは薬科大学の学生さんだったが、今は卒業して働いているそうだ。

久しぶりに大家さんの手料理をご馳走になる

10月から1月くらいまでは結婚式シーズン
町のあちこちで結婚式を見かける

2010年10月12日火曜日

@インチョン

韓国のインチョン空港から打っています。

今朝、7時半過ぎにカッパさんと実家を出発し、カッパさんは羽田→札幌へ。私は成田からインチョン経由でハノイへ。いつもは直行便で行くのですが、今回は期間が長いので3ヶ月オープンの大韓航空で飛びインチョンでトランジット。つなぎがあまりよくなくて4時間以上あるので、フリーのインターネットスペースでこれを書いています。

ゼミ報告が終わってからはほとんど出かけず毎日家で片付けをしたり調査の準備をしたりしてました。片付けはあまり進まなかったのですが、小中学生のときの妄想の記録や、小学生のときに姉や弟と一緒にお筝や作文を吹き込んだテープが出てきたりして、お宝発見で面白かったです。面白かったのは

・中学生のときに自分が英語やピアノの先生になったつもりで架空の生徒に向かって書いた通信。授業の方針や自分について書いてあり「高校生のときにアメリカの1年留学し、大学生のときはイギリスとカナダに留学してました」などと書いている。←ほとんど妄想の世界で生きていたらしい。

・テレ朝宛に「キャンディキャンディの再放送してください」と書いたはがき(結局投函していない)

・統計コンクールに応募するために、近所の人に配ったアンケート用紙。「お宅は亭主関白ですか、かかあ殿下ですか?」「夕飯の後片付けは誰がしますか?」などの項目がある。

など。過去の自分に大笑いでした。

カッパさんが10/7に上京してからは、結婚式をした松本楼にメモリアルディナーに出かけたり、祖母に会いに行ったりしました。

ではまたもやずいぶん前の夕飯の記録を。

=9月13日(月)のごはん=
Tomo-chanが娘さんのyukine-chanと、だんなさんの出張に合流する前に
寄ってくれた。私が図書館に出かけている間に、Tomo-chanは
夏休みに旅行した雲南は麗江の特産物、松茸を使っていろいろ料理を
作ってくれる。家に帰ってくるとよい匂いがして嬉しい。
誰かがごはん作ってくれるって幸せだね~


=9月14日(火)のごはん=
*さんま塩焼き、大根おろし
*冷奴
*金平ごぼう
*紫たまねぎ
*玄米

=9月15日(水)のごはん=
*大根と豚スペアリブの煮物
*なす焼き
*きのこの和え物
*かぼちゃの味噌汁
*白米

=9月16日(木)のごはん=
*塩さば、大根おろし
*冷奴
*なすのラタトュイユ
*金平ごぼう
*大根葉となめこの味噌汁
*白米

=9月17日(金)のごはん=
*豚ばら肉のにんにく醤油焼き
キャベツと紫たまねぎの千切り、トマト添え
*さつまいものサラダ
*豆腐となめこの味噌汁
*玄米

=9月19日(日)のごはん=
*塩さば
*小松菜と油揚げの炒め物
*かぼちゃの塩蒸し
*紫たまねぎ
*豆腐の味噌汁
*玄米

=9月20日(月)のごはん=
*大根と豚の角煮
*ひじき煮
*キャベツのおみおつけ
*玄米

=9月21日(火)のごはん=
*じゃがいもとエリンギのバター炒め
*えびのビーフン
*鶏団子スープ
*玄米

=9月22日(水)のごはん=
*いわしの煮物
*にらたま
*大根とホタテのサラダ
*玄米
*鶏だんごスープ

23日(木)は登別にできたばかりの知里幸恵銀のしずく記念館へ。
知里幸恵の姪御さんでおられる横山むつみさんが迎えてくださり
アイヌ料理を作ってくださる。
登別の海岸沿いを散策したあと、銀のしずく記念館へ。
この記念館は行政の支援を受けずに、有志のカンパによって建てられた。

むつみさんが知里幸恵について少しお話してくださり、最後に「アイヌ神謡集」におさめられている、アイヌユーカラの一節を皆の前で朗読してくださった。

むつみさんがよく通る声でユーカラを読み上げると、アイヌのチセ(家屋)の囲炉裏の周りにおじいさんや子どもが集まってユーカラをかわりばんこに 謡っている姿が目に浮かぶようだった。
むつみさんはとてもお話が上手で引き込まれた。
記念館の中→

=9月23日(木)のごはん=
*ボルシチ
*キャベツのコールスロー
さとらんどで入手したビーツを使ってボルシチを前日に作りおきしておく。
このビーツ、1個50円!私は店じまいするときに買ったのでおまけにもうひとつ
つけてくれた。ビーツって真っ赤なのかと思ったら、これは「なると」みたいな
ピンクと白だった。

=9月24日(金)のごはん=
*ボルシチ
*玄米
*かにクリームコロッケ、紫たまねぎ
そろそろハノイに向かって出発です。

2010年10月7日木曜日

ゼミ報告

ゼミ発表は「無事」という感じではありませんでしたが、終わりました。

先生に「未だに博論のmain argumentができていない!」と怒られ、余計な情報をそぎ落として何を議論しようとしているのか、議論の骨組みだけを取り出して突っ込まれ・・・。あまりに落ち込んだので、ゼミのあと、Junko-sanにモスバーガーに来てもらって話を聞いてもらいました。フィールド調査は細かい事実を積み上げて帰納的に議論するものなのに、それを聞いてもらえずに命題のみを議論されるのは苦しすぎる。Junko-sanにいろいろ愚痴ってしまいましたが、でもよくよく考えると、先生の指摘はもっともである。私の論文の決定的な欠陥は、問題の記述が説明的で、なぜこうなったのか、という要因に関する分析がきちんとなされていない点にある。そのために言いたいことが不明瞭で、社会科学的な議論になっていない。

ずっと調査をしながら、上っ面をなぞっているだけで問題を立体的に把握できないのが自分でも欲求不満でしたが、それを解決するためには、ただ調査して人の話を聞くだけでなく、「この要因が働いているためこうなっているのだ」という 仮説をもって聞かなければいつまでたってもただ表面をなでているだけで終わってしまうだろう。

先生に「大きいことを言おうとしてできていないので、まずは鳥小屋を作るべきだ」といわれたけれど、そのとおりである。自分でも気づいている弱点を克服できなければ、おそらく博論を書く意味はないだろう。そのためには、今ある自分のデータをもう一度じっくり見て考えること、よそにヒントを求めたり他のことに手を出して逃げるのではなく、目の前のデータから考えることだ。

父の夏野菜→
ベターホームで夏野菜の料理を習ってから父の中のマイブームで毎日のように作り続けている。私が「もう秋なんだからいい加減夏野菜やめたら?」と言ったら「まだ暑いからいいだろう」と反論していた。3歳の甥っ子ホタッチは「じーじの夏野菜食べる!」と言って一生懸命食べていたので、父は「ホタッチが夏野菜食べるって言って食べてくれる」とご満悦。


姉がもうすぐ出産予定でお腹がすごく大きい。
キューピー人形をはかったら頭の大きさとか身長とか新生児と同じくらいみたい。こんな大きいものがお腹の中に入ってるの?!

2010年10月1日金曜日

ごはん9/4-11

10月に入りましたね。こっちはいつまでもあったかい、そして人がたくさんいる。カッパさんは寒い札幌で一人で元気かしらん?

さて、上京してからあっという間に1週間が経ちました。
9/26  昼間は横浜で友人の結婚式。とてもよかった。夜は下北沢で、もうすぐNYに赴任するKondo-sanをkokin-chanと一緒に囲んで送別会。

9/27  国際ペン東京大会の「越境・環境・女性」のフォーラムに参加するため新宿の京王プラザホテルへ。在米のベトナム人作家トリン・ミン・ハが、「ダブルウォーカー(内と外を歩く人)」や「たそがれ時(昼間と夜の間の不思議な時間帯)」などポエティックな言葉で、越境という概念について語ってくれた。

9/28  東京駅八重洲口近くの居酒屋で、うなぎと王子の司法試験合格パーティー。院生寮元7階のメンバーが久しぶりに集まって楽しかった。うなぎ(静岡出身でうなぎパイをお土産にくれたことからうなぎーにょと命名)と王子(大掃除のときにゴミ箱をピカピカに磨いたのでゴミ箱王子→王子となる)、これからの活躍期待してます!

その後は実家にこもってひたすらゼミ報告の準備。
昨日は青葉台の歯医者さんへ。先生に「札幌はとても住みやすいのだけど、歯医者さんだけはここがよいです」といったら、先生は
「うちと比べたらどこもよくないからだめだよ~」と言ってた(超自信家!)。先生はちょっとぶっきらぼうな物言いをするけれどとても親切な人。私が行くといつも「ベトナムいいなあ。行きたいなあ」と言ってる。

ではではだいぶ前のごはんの写真を。



=9月4日(土)のごはん=
*豚肉となすの炒め物
*紫たまねぎのおかか和え
*ピーマンとジャコの炒め物
*北あかりのバジルバター
(北大マルシェで買った小さい北あかり。丸ごと素揚げして
バジルを刻んで入れたバターをつけて食べる。うまい!!)
*おみおつけ(中身忘れた)
*玄米


=9月5日(日)のごはん=
*イカのイタリー風
(これとってもおいしかった。イカを切ってさっとゆがいて
オリーブオイル、ワインビネガー、にんにくとイタリアンパセリみじん切りの中に
つけて冷蔵庫で冷やす。簡単でおいしいおつまみになります)
*豚肉とかぼちゃ、なすの揚げ浸し
*イカのお刺身
*きゅうりとみょうがの浅漬け
*なすのおみおつけ
*玄米
=9月6日(月)のごはん=
*マーボーナス
*ズッキーニの炒め物
*きゅうりと紫たまねぎのサラダ
*さつまいものおみおつけ
*玄米


=9月7日(火)のごはん=
*しいたけの肉詰め、トマト、いんげん、にんじんのグラッセ、コーンソテー添え
*かぶのおみおつけ
*玄米


=9月8日(水)のごはん=
*豚肉とにらのチヂミ
*やまといもの韓国風サラダ
*にんじんのナムル
*豆腐のおみおつけ
*玄米


百合が原公園へ50年に一度咲くというアガヴェという花を見に行く
南米原産の多肉植物


←アガヴェを見にきた人たちがわんさかと


西洋朝顔もきれいだった→
来年植えたい

=9月9日(木)のごはん=
*いわしのパン粉焼き
*紫キャベツの酢漬け
*北あかりのフライ
*かぶのスープ
=9月10日(金)のごはん=
*フォカッチャとペンネ
(どちらも昼間あった生活クラブのイタリアン講習で作ったもの)
*野菜スープ
*トマトとバジル
前の日の残り物

=9月11日(土)のごはん=
*鶏むね肉のソテー
*じゃがいものグラタン
*ブロッコリー
*野菜スープ

2010年9月24日金曜日

今夜は送別会

更新がだいぶ滞ってしまいました。
明日上京して実家に2週間ちょっと滞在した後、ベトナムへ博論のための最後の調査へ。帰国は年末、そしてそのまま実家で年越しをし、仙台経由で札幌に戻ってくるのは年始になります。というわけで上京用荷物、ベトナム用荷物やお土産など同時並行的に2つのスーツケースのパッキングでおおわらわです。3ヶ月以上留守にするので、ベランダのハーブ類を整理したり。カッパさんに水遣りやダンピ君のことなど引継ぎもしなければ!

今後の予定をメモすると
9/25(土)上京 友人の結婚式など
10/4(月) 5(火) 主ゼミとサブゼミで博論に関する発表
10/7(木)カッパさん上京
10/12(火)ベトナムへ出発
12/25 (土)帰国

9月の食事の記録は実家に滞在中にぼちぼちアップしていきます(一応ごはんの記録がメインなので、続けたいのだ)。

9月もいろいろありました。tomo-chan & yukine-chan来訪、昨日は日帰りで登別の知里幸恵記念館へ(この9月19日にオープンしたばかり。生活クラブの行事でカッパさんも参加し、おばさんパワーに圧倒されていた)、サンデル教授ならぬカッパさんのソクラテス流産婆術(まー要するに博論で何が一番いいたいの?もっと自分を出して議論しなよとカッパさんに言われて考えをまとめた)などなど。

カッパさんは今度の調査中に調査しながら博論書き上げるくらいのつもりで行って来い!と、いつまでもぐずぐずしている私をせきたてています。博論提出目標は来年3月、とにかく来年中には絶対です。

しばしのお別れなので今夜はビーツをたくさん使ったボルシチで送別会をします~(といっても後からカッパさんも上京してまた会うんだけどね・・・)。

2010年9月3日金曜日

査読結果

8月後半になって、今までないくらいに暑くなり、熱帯夜の夜が続きました。
今日雨が降ってやっと少し涼しくなりましたが、8月後半でこれだけ暑いのは、私の短い札幌暮らしでも経験したことなく、私より少し北海道生活が長いカッパさんも初めてとのこと。
家には当然ながらクーラーないし(ここの宿舎に住んでいる人でクーラー入れてる家はないそう)。
最近の楽しみは、夕方図書館から帰ってくるとアイスを食べることです、冷凍庫にアイスを切らさないようストックしています。
こう暑いと自分の存在自体が暑くて、自分の身体を触ると熱を持っている。カッパさんも背中から熱波を発している。私は「私は私が暑いよ~」と叫んでいました。

ところで8月後半になって、6月末に出した投稿論文の査読結果が返ってきました。
結果は「コメントに従ってリライトの上、再提出」
2人の匿名のレフェリーの方がコメントをくださっていましたが、自分でも気になっていた問題点がずばり指摘されており、とても勉強になりました。特に一人の方は、論文本文のワードファイルに50のコメントを残してくださり、論文指導までしてくださっていました。他人の論文をきちんと読んでコメントするのは骨の折れる作業ですが、ここまでやってくださって本当に感謝です。コメントを読んだときはショックで「バカバカーーー」と自分をけなして落ち込んでいましたが、こんなに熱心にやってくださったのだから、それに応えなければ。文章を書いて論証していくのは苦しい作業だけれど、それを乗り越えなければ、論文はできないのだ。



=8月22日(日)のごはん=
*ゆで豚、サンチュ、キムチ
*もやしときゅうりのナムル
*冷やしトマト
*わかめとねぎのスープ
*玄米
=8月23日(月)のごはん=
*キャベツと豚肉の炒め物
*かぼちゃの塩蒸し
*きゅうりの胡麻和え
*モロヘイヤと卵のスープ
*玄米
=8月24日(火)のごはん=
*ジェノベーゼのパスタ(アボガド、トマト、チーズ)
*ニース風サラダ
*モロヘイヤと卵のスープ
=8月25日(水)のごはん=
*豚肉とにらのチヂミ
*たこサラダ
*玄米
*味噌汁(何だったっけか、忘れた)
=8月26日(木)のごはん
*台湾みやげ
(昨年michi-san宅でご馳走になったナスとピーマンを素揚げして
にんにく、長ネギ、オイスターソース、みそ、豆板醤、ごま油で和えたもの、
美味しかったので、michi-sanに教えてもらった小林カツ代『なす大好き』
図書館で借りてきて作りました
ナスのレシピがたくさん載ってて嬉しくなる、カッパさんもナスが大好き。)
*冷やしトマト
*オクラ
*豆腐とキムチ、ごぼうのチゲ風味噌汁
*玄米
=8月27日(金)のごはん=
*秋刀魚の塩焼き、大根おろし
(初物、今年は秋刀魚が記録的な不漁だそうだがこの日は安かったので)
*水菜と豚肉の炒め物
*こんにゃくの金平
*大根のおみおつけ
*玄米
=8月28日(土)のごはん=
*ピッツァマルガリータ
*コーンとベーコン、オリーブのピザ
*紫キャベツの酢漬け
*かぼちゃのポタージュ
*レタスとルッコラのサラダ
ホームベーカリーに粉を練ってもらい、形を整え電子レンジオーブンで
ピザを焼きました。パリッとならなかったので最後にカッパさんが
トースターで焼いたら少しパリッとした。
マルガリータでたくさん使ったけどベランダのバジルまだまだ
たくさんある、どうしよーかな。
紫キャベツは北大農学部前で2日間にわたって開かれていた北大マルシェ
で入手。その他にも北あかり、紫玉ねぎ、ブルーベリーなどなど
新鮮な農産物がたくさんでホクホクだった。
=8月29日(日)のごはん=
*うな丼
*枝豆
*なすときゅうり、みょうがのしば漬け
*しじみのおみおつけ
=8月30日(月)のごはん=
*ほっけの刺身(大変淡白なお刺身だった)
*紫キャベツときゅうりのサラダ
*鍋しぎ
*えのきのおみおつけ
*白米
=8月31日(火)のごはん=
*豚しゃぶサラダ
*冷奴
*オクラとなめこのおろし和え
*大根のおみおつけ
*白米
=9月1日(水)のごはん=
*油淋鶏(中華風鶏から揚げ)
*ミニトマトアイコ(甘くて美味しいミニトマト)
*オクラとさざ波昆布
*豆腐となめこ、モロヘイヤのスープ
*白米
=9月2日(木)のごはん=
*ちかの南蛮漬け
*じゃがいもとズッキーニのスペイン風オムレツ
*冷奴
*きゃべつのおみおつけ
*白米
=今夜のごはん=
*ピビンパ
(肉味噌、ほうれん草、ナス、にんじん、もやしのナムル)
*きゅうりのキムチ漬け
*豆腐とわかめの味噌汁
まだ韓国料理ブームは続いてます、っていうか、韓国料理は
普通に日本の家庭のお惣菜になってる気がする。
ナムル作りには、ビタクラフトのフライパンが大活躍。
いろんな種類を別々にゆでなければならないが、
これだとお湯を沸かす手間なく、極少量の水だけでゆでられるので。
ナムルの味付けはごま油、おろしにんにく、すりごま、塩もしくは醤油。