2014年11月7日金曜日

出産という締切

またまた久しぶりの更新です。
こちらは初雪も降りすっかり寒くなりました。
今日の日中は3℃!、検診にでかけるとはらりと雪が舞っていました。

検診とは妊婦健診です。
来週から臨月を迎えるので1週間ごとの検診になります。

思い返すとYuriのときは、出産直前まで博論にかかりきりでした。
博論をどたばたと出した次の日の朝の爽快感(といってもいろいろ心残りはあったが・・・)は忘れられません。次の週やっと赤ちゃん本舗に行って赤ちゃん用品を買い、外食を楽しみ、これまで近くでも行ったことのなかったショッピングモールにいったときの解放感といったら・・・・
今でも思い出します。

出産という締切は本当に絶対的な締切なので、Yuriのときはそのおかげで博論が完成しました。

今回は博論はありませんが、また出産という締切を利用して8月頃から片付けに精を出しています。

Yuriの出産と同時に隣の部屋に引っ越して(引っ越しはカッパさんが一人で。カッパさんの人生において、Yuriが生まれてからの3か月は引っ越し、初めての子育て、仕事、来訪者の相手とこれまでの人生でもっとも大変な時期だったそうだ。)すでに2年以上経過していますが、その間一部屋にずっと引越の段ボールが積みっぱなし、ほとんど使えない状況で、読みたい本がすぐに出てこなかったり、何がどこにあるのかわからず探し物も多くて本当にストレスでした。

2人目が生まれたらまた時間がなくなる!今このタイミングで片づけしなくては!
と夏休み頃から片付けを始め、9月の帰省もキャンセルし、毎日少しずつ片づけをしてきました。
段ボールの中から出てくる出てくる本や書類、雑貨などなど。

持ち物の数を調べるとよいと婦人の友で読んだので、洋服の持ち数を試しに調べたらすでに中古屋に売ろうと思っていた服を除いたにもかかわらず、207点あった。100点以内だと管理しやすいそうです。まだ使えるものをゴミにするのはしのびないので、ゴミにしないよう、誰かに使ってもらえるようできる限りのことはやりました。近所の友人に着ない洋服を持って行ってもらったり、10月にはフリーマーケットに出店し、洋服や雑貨など不用品を売って売り上げが10,970円!もう読まない本も段ボール3箱ほど中古屋に売りました。カッパさんが以前寮で拾ったコタツは粗大ごみで出したり(結婚したとき、家具と呼べるものはこのコタツだけだった!思い出のコタツではあった)、ユニクロに着古した服リサイクル用に持っていったり、昨日は壊れたプリンターを区役所の回収所に持っていったし(修論も印刷したプリンター。調査にも持って行って調査票を印刷したり、思い出のプリンターです)、今日もブックオフにフリーマーケットで売れ残った洋服を持って行った。いろいろしてだいぶ片付いてきたけれど、難関は本や調査データ、博論の資料などでしょうか。これらは捨てる決心はつかないので、段ボールにつめて、玄関脇の物置に入れることにした。
結婚してからほとんど捨てていなかったビニール袋や紙袋もたっくさんあり、けっこう捨てた。

よく考えると、私はほとんど「捨てる」「処分する」ということをしてこなかったし、何か後先を考えて行動するということをこれまでしてこなかったようだ。
でも、子どもが生まれると子どもの物がどさっと増え、しかも時間的にも制約が増え、時間、自分の能力、場所などを見極めながら、毎日をこなしていくことが必要になった(これまでもそうだったのだが、子どもが生まれるとそのことを嫌でも実感する)。だからこそ、不用品を処分し、必要なもののみを残し、暮らしやすくして、毎日を滞りなく過ごしていくこと、身の回りのものはできるだけ気にいったものだけにしてそれらを大切にすること・・・を実現したくなったのだ。

というわけで、今回も出産という締切を利用していろいろできている。
出産という締切は緊張感があってなかなかよいもの、であるよ~