2009年2月28日土曜日

皮膚科に行った、で、夫婦別姓について



雪がまぶしい・・・
雪をきゅっきゅっと踏みながらの散歩はとっても気持ちよい




カッパさんがドイツで買ってきてくれたパン切り包丁
しかしカッパさんは今朝これで指を切ってしまった・・・







考えるパン。哲学者のようなパン。
カッパさんは「岩みたいだね」と言った



=おとといのごはん=
*肉じゃが
*小松菜と油揚げの炒めたの
*早春わかめ
*白菜のおみおつけ
わかめをお刺身のようにぱくぱく食べた。美味しかった。
=昨日のごはん=
*にしんの煮付け
*あしたばのバター炒め
*肉じゃがの残り
*豆腐とわかめ、ねぎのおみおつけ
にしんを初めて買ってみた。
昨日は近くの皮膚科に行った。札幌に来てから病院に行くのは初めて=カッパさんの保険証を使うのも初めてだった。私は公私ともにカッパさんの姓ではなく、これまでの姓を使い続けているが、例外があって、それが保険証。昨年9月に婚姻届を出して戸籍上はカッパさんの姓になったため、保険証に記載されている私の名前もカッパさんの姓になっている。病院に行くと受付や診察に呼ばれるとき、薬の受け取り、精算と何度も名前を呼ばれるので、その度に「誰だ、あ、私だよ」という感じだった。診察券に記された名前をじっと眺めていたら、なんだかそれは私ではなく、別の人、もっとおとなしくて働き者の人のような気がしてきた。
入籍にあたって、カッパさんと一緒に、入籍するとどんなメリットがあるのか調べたのだが、結局は税法上のことで、配偶者控除を受けられるかどうかという点にある。他、社会保障関係、年金や健康保険はいわば内縁関係でも、カッパさんの扶養になれるのだ。で、出した結論は、配偶者控除も年間にすると私たちにとってはそれなりの金額になるから、それなら入籍した方が得だねということだった。もし、私が働いていてそれなりの収入があったら、入籍による経済的なメリットは特にないだろう。
8月に札幌に引っ越して、9月末に婚姻届を出すまでの間、私の方はまず旧姓で転居届を出し、住民票をもらって、それで免許証の住所書き換えを行った。免許証があれば、たいていの場合証明書として通用するだろうから、旧姓で図書館カードなどの手続きができる。また、もし引越ししたりして、免許証を書き換えなければならなくなったとき、クレジットカードの請求書などで証明して書き換えることもできるそうだ(都道府県によりけり)。それが本当に可能で、旧姓の免許証を維持できれば、日常的に広い範囲で旧姓で活動できるだろう。入籍するまでの間、私の住民票の世帯主との続柄は「未届の妻」だった。
こうしていろいろ抜け道を探したりしていると、確固とした夫婦別姓論者という印象を持たれるかもしれないけれど、ただ、私は、これまで使っていた姓をそのまま使い続けたい、なんだか違う人のような姓になりたくない、それだけのごくごくささやかな願いなのです。
結婚しました葉書には、カッパさんの名前と私の名前、それぞれ別々の姓で出したにもかかわらず、年賀状では、私の姓をカッパさんの姓にわざわざ置き換えて出してくれる人がけっこういた。でも、何も言わないでわかってほしいというのも無理な話で、きちんと意志表示しないとわかりにくいことだろう。だから、来年の年賀状は、「私たちは結婚後もそれぞれの姓を使い続けます」と小さく書こうかなとも思うが、そうすると妙に片意地張っているような感じもしてどうするかまだ決めていない。
夫婦別姓について話すと「研究者の世界では普通の話」とかそんな風に言う人もいるが、キャリアとか研究とか、そういうのに結びつけて夫婦別姓を語るのは私はあまり好きではない。私にはたいした研究上の実績は本当にないし、ただ、私がこれまで生きてきが名前で、これからも生きていきたいということだけなのだ。
って長くなってしまったわね。。。

2009年2月26日木曜日

プロポーザル提出!



鍋 湯気で見えないね・・・


エッヘン、道産ブレンド粉でぇい!














懸案のプロポーザル、今日のお昼に提出しました。
郵便局からエクスパックで。雪が降って飛行機が飛ばないなんてことがない限り、明日の午後には
東京に届くそうです。ぎりぎり2月中に提出できそう。

昨夜は、やっと書き終えた文章を、夜中の12時半からカッパさんに見てもらい日本語チェック。参考文献リストをチェックして、今朝もチェックし続け、プリンターでやっとこさ印刷していざ投函。

カッパさんがいなかったら2月中には出せなかったと思う。4月から休学するので、2月には出さないといけないとわかったとき(審査に1ヶ月かかるためデッドラインが2月末)私は無理だよーと思っていた。しかし、カッパさんが「何が何でも出す!」と強く言ってくれて、それだけカッパさんには危機感が強くあったようで、私にもそれが伝わってなんとか出すことができた。博士課程ウン年目にして、やっと博論のスタートラインに立ったのだ。

しかししかし、今回プロポーザルを書きながら、自分の議論の欠陥というか不足というか、不満をたくさん感じた。今自分の論文批判ならいくらでもできるだろう。国家と社会関係や東南アジア農村社会論の最近の議論を追えていないとか、目的と方法にずれがあるとか、あれもこれも盛り込んでいて散漫だとか、村落を分析する共通枠組みを使うといっておいてそれがなんだかよくわからないとか、調査対象と農村像の関係とか・・・とにかくたくさんあるのです。でも自分のやろうとしていることの輪郭が前よりは少しはっきりした今、一つ一つクリアしていくしかないのですね。

2日間料理する時間がもったいなかったので、鍋にしました。
でも鍋にすると、食べる時間が通常よりかかるので、結局合計時間としては変わらなかったかな。カッパさんは同僚の方に「痩せた、げっそりしている」と言われたそうで、カッパさんをもっと太らせにゃあ。結婚して痩せる男の人ってあんまりいないですよね。

カッパさんはいつも私が忙しいとき振り回されて大変そうです。
いつか私が稼げるようになったら、カッパさんに美味しいステーキを食べさせてあげたいな~

=おとといと昨日のごはん=
鍋(豚しゃぶ、たら、白菜、水菜、春菊、お豆腐、まいたけ)
大根おろしとポン酢で。
かっぱさん特製おじや
+残り物。

パンは、江別製粉のブレンド粉でプレーンな食パン。

2009年2月24日火曜日

カッパさん帰国


最近雪が続けて降った


久しぶりに2人で囲む食卓

かっぱさんが無事帰国しました。ドイツ人の体臭をぷんぷんさせて、お土産(食べ物ばかり)をどっさり抱えて。

10日間は割合あっという間でした。1人暮らしは快適でしたが、カッパさんが帰ってきた途端、緊張の糸が解けたのか、眠くなって、カッパさんよりも先に眠ってしまいました。夜11時に帰ってきたカッパさんは、早速ごはんをラップで包んだり、私がつけたトースターの汚れを発見したり(ヘヘへ)。留守中は平穏でしたが、土曜日に私が灯油をどばっとこぼしてしまい(第二次石油ショック)、いやー目の前でどばどば灯油がこぼれていくのはなんという衝撃か。カッパさんのこの間のショックがよくわかったワ~。

今日も早速自転車で灯油を買いにいったり(カッパさんはいつも雪道自転車でガソリンスタンドまで灯油を買いに行ってる。帰りは自転車を引いて帰ってくる)、マックスバリュー(安いスーパー)に買い物に行ったりと働き者のカッパさんです。

=昨日のごはん=

*かすべの煮付け

*いり鶏

*菜の花の梅肉おかか合え

*大根と油揚げのおみおつけ

*雑穀入りごはん

*ビール

かすべとはエイのことだそうです。今が旬なのか、スーパーにたくさん売られています。魚には詳しくない私ですが、これから北海道の魚をいろいろチャレンジしていきたいな~。

2009年2月15日日曜日

クリームシチューで引きこもり



もうすぐ春?
昨日は札幌も最高気温8度と暖かで、春一番が吹き荒れました。















そろそろプロポーザル、お尻に火をつけないとやばいことになりそうです。
私はエンジンがかかるのが遅いので、もうダッシュで走らないと。
クリームシチューを作ってしばらく食べ続けることにしました。
せっかく(?)カッパさんがいないので、それを最大限に利用して・・・。

カッパさんが帰ってくるまでorプロポーザルを提出するまで、ブログを少し
お休みにして引きこもります。

=昨日のごはん=
*とりのホワイトシチュー(鶏肉、にんじん、玉ねぎ、ジャガイモ、カブ、ブロッコリー、しめじ)
*ごはんと納豆

2009年2月14日土曜日

地味~な夕食


野菜ジュースパン。パンをのっけているお皿は、去年カッパさんが一生懸命シールを集めてもらった山崎パンのもの。




カッパさんがいないので地味~な夕飯になりました。

=昨日のごはん=

*かれいみりん漬(添加物たっぷりの赤色だった)

*ほうれん草のおひたし

*しめじのおろしあえ

*カブの葉のおみおつけ

地味な食卓でも盛り上げようと一人で「ねえねえ、カッパさん」とカッパさんがいる振りをして話をしようと試みましたが、続きませんでした。やはり一人の食事はわびしいですね。

今朝のパンは野菜ジュースパン。オレンジ色のかわいいパンができました。カッパさんがいつも飲む野菜ジュースを残して出かけてしまったため、パンに投入したのです(普段私は野菜ジュースを飲まない)。粉は道産小麦粉はるゆたか。この「はるゆたか」と「春よ恋」というのが道産小麦粉の2大ブランドとお見受けしました。山崎パンのダブルソフトなどのふわっとした食感とは対極的な食感です。ぎっしりつまってもちもちっとしている。

今日の札幌は最高気温7度最低気温1度ととても暖かいです。どうりで結露が少なかったです。

2009年2月13日金曜日

今日から一人


カッパさんは今朝6時前にドイツへ出発してしまいました。
今日から約10日間一人で過ごさなければなりません。カッパさんからは「朝晩、結露拭きをちゃんとやるように。畳にカビが生えていないかチェック」等留守中の注意事項を受けました。私は一人になるとけっこう張り切ってやるのです。カッパさんはあまり信じてくれませんが・・・
料理をするのは好きですが、自分ひとりだと思うと気が楽です。カッパさんが帰ってくるまでにプロポーザルを書き上げなければ・・・遅々としてなかなか進みませんが、よい合宿期間と思い、集中して取り組みたいと思います。
=昨日のごはん=
*やりいかのお刺身
*湯豆腐
*水菜と油揚げの炒め煮
*ブロッコリーと鶏肉の炒め物
*ビール

2009年2月12日木曜日

簡単で美味しいカレー


=昨日のごはん=
*チキンカレー
*海草サラダ

久しぶりにカレーを作りました。結婚してからはじめてかもしれません。藤野真紀子さんの本をもとに。簡単なのに美味しいから、この人は料理研究家としてはよい仕事をしているのに、なぜ政治家になってしまったんだろう?と思いました。「政治家」というよりは「小泉チルドレン」ですが。
普通のカレーとちょっと違うのは
・骨付き鶏肉を使う
・にんにくと玉ねぎみじん切りを20分油とバターでよくよく炒める
・炒め終わったら白ワインまたは酒を150ml入れる。
・トマト缶半分を入れる。
あとは普通にカレールーを入れるだけ。
こういう簡単だけどちょっと工夫のあるレシピは大好きです。
今朝のパンはカッパさんの好きなドイツの黒パンです。
畳の部屋の結露がひどいので、昨夜は居間で寝ましたところ、今朝はパンに入れたキャラウェイシードの香りが部屋中に漂っていました。

2009年2月11日水曜日

札幌ビール園

ビール園の概観。見学もできる。




ジンギスカン
チーズフォンドュ


昨日は院生寮の友人が来札したので、札幌ビール園のガーデングリルで一緒に食事をしました。このお店は彼女ご指定。さすがにビールがfreshで美味しいです。ジンギスカンもくせがなく食べやすい味でああっという間になくなりました。チーズフォンドュ、パスタなども美味しく、チーズフォンドュはずっと前に東京で食べたものよりはるかに濃厚な味でした。北海道に来たら海産物やジンギスカンもよいですが、チーズフォンドュというのもなかなかです。
食べるのとしゃべるのに夢中になりすぎて、あまり写真はありません。今さらですが、食べ物を美味しそうに撮るって難しいですね。

2009年2月10日火曜日

snow festival


アボガドとミニトマトの玉ねぎドレッシング



ちゃくちゃんをお迎えして
楽しい夕べ







躍動感のあるディズニー








韓国の南大門



暗闇の中の浜松城、立派です。







市民の雪像、温かい気持ちになる




フィンランドの雪像








うわさの「すし善」です。








器もかわいらしく。
























普段の夕食に戻りました。















ライ麦パン








雪祭りに従姉のちゃくちゃんが遊びに来てくれて、楽しい週末♪
今年の雪祭りの目玉はソウルの崇禮門(南大門)。その他にもディズニーや浜松城など見ごたえのある雪像がありました。おなじみ市民の雪像もよかったです。
=2/8(金)のごはん=
*トマトとアボガドの玉ねぎドレッシング和え
*スモークサーモンの生春巻き
*タコとジャガイモの温サラダ
*とり肉のマカロニグラタン
*黒パン
*チーズ、鮭のパテ
*ワイン
*ビール
*白菜のトマトスープ
=2/9(土)のごはん=
すし善のお鮨
すばらしいお鮨でした。すすきのを歩いていて、ぱっと入ったお店でしたが、なんと、札幌のお鮨の名店だったことをあとから知りました。品がよくて本当に美味しかった。かなり小ぶりのシャリでしたが・・・
お汁も美味しくて「これはわかめ?」としゃべっていたら「わかめではなく「ふのり」でございます」と店員さんに思いっきり訂正されました。。。食後のゆずシャーベット、ゴマシャーベットも美味でした。ここは、また行きたいです。
=2/10(日)のごはん=
*家にあったあまりもの+キャベツとシャウエッセンのスープ
*ビール
=2/11(月)のごはん=
*回鍋肉
*ごぼうサラダ
*小松菜のおひたし
*もやしとレタスの外葉のおみおつけ
今朝のパンはカッパさんの好きなライ麦くるみパン。強力粉190グラム、ライ麦粉を60グラム入れました。
お客さまがみえると、家の中も少しバージョンアップしたり、新しい場所を知ったりしてこちらもとっても楽しい!今回は、しまっておいた絵を2枚飾って、テーブルクロスも新しいのに変えてみた。ちゃくちゃん楽しい時間をありがとう。

2009年2月5日木曜日

石油ショック



ベランダからの眺め

雪祭り開幕の今日、久しぶりに朝から雪が降り始めた。もっとふーれやこんこん。

今朝のパン。バナナを投入する予定でセットしておいたにもかかわらず、バナナがうまく落ちなかったようで、起きたら既に仕事に出かけたカッパさんからの置手紙が。「残念ながらバナナはちゃんと下に落ちませんでした」

がーん!でも美味しいココアパンが出来たからよいとするか。

昨夜のカッパさんは、石油ファンヒーターに石油を入れる際、石油を少し床にこぼしてしまい、たいそうショックを受けていた。そこまで自分を責めなくてよいのに~ちょっと病的だよ、と思うくらい「バカバカ!」と自分を叱っていて。カッパさんは何かが汚くなることに対してとても神経質なのだ。

だから、カッパさんが家事をやる原動力は「汚してはいけない!」という義務感から。

私は「美味しいものが食べたい」「きれいにすっきりしたい」という欲求から。

家事の分担に2人の性格が端的に表れているようだ。私がやる家事は夕食作り、食事の後のお皿洗い、パン作り(材料量って入れるだけ)、洗濯、かな。いずれも短時間の内に目に見えて効果がある華々しい部分。カッパさんのやる家事は窓の結露拭き、ゴミだし、ファンヒーターの灯油いれ、洗濯物たたんだり、食後あまったおかずをタッパーに詰めて冷蔵庫に入れたり、ソースなど残ったお皿を拭いて洗いやすくしてくれる。家にいるときは朝食と昼食の用意も。お風呂掃除、新聞の整理。他にもあったかもしれないが・・・ようするに目立たない日陰の部分(カッパさんは「shadow workって言うんだよ」とちょっぴり得意そうに言ってた(笑))。

カッパさんがこまごまと日常を維持する目に見えない部分を引き受けてくれているおかげで、私は自分のやる家事のみに集中できる。

昔会社で働いていて、仕事がたくさんあってとても忙しいときに、同じ部署の人が「手伝うよ」といって仕事を手伝ってくれたことがあったが、恒常的に発生する雑用部分を「手伝って」とは言えずに苦労した。雑用が多いから、さらに大変な仕事になかなか集中できないのだ。その点、カッパさんは本当にえらい人だな、と思う。

=昨日のごはん=

*鶏肉のレモンソース漬け

*ポテトサラダ

*たたきごぼうのごま和え

*白菜のしょうがじょうゆ

*もやしと油揚げのおみおつけ

そういえば、昨日1月のガス代が出て8000円以上かかっててびっくりした。カッパさんが一人でいた11月なんぞは1600円くらいしかかかってなかったのに。私一人加わるだけでカッパさん5人分くらいのガス代使ってる・・・

2009年2月4日水曜日

キューバ映画「低開発の記憶」を観にいく


ベランダから札幌の西側を眺める
























今朝は家のベランダからとてもきれいな山が見えました。
目の前の建物で隠れてしまってちょっと残念・・・。
札幌って山が近くて、お天気の日に札幌の町を歩いていると向こう側にとてもきれいな
山が見えて感動するのですね。

さて、昨日は「低開発の記憶」というキューバ映画を観てきました。
今札幌でキューバ映画祭をやっているので。

キューバ革命後のハバナが舞台。妻や両親が北(アメリカ)へ亡命する中、一人ハバナに残る資産家の男性。社会主義革命後も財産没収まで12年あるために、働かずに小説を書きたいと思いながら家賃収入で暮らす。この男性(38歳)のモノローグや記憶、妄想、がヌーベルバーグ的に語られる。
この男性の独白がなんともいえず面白かったです。

「(亡命した妻に対して)働くがいいさ。まだ魅力はある。再婚できる男性を見つければ楽しく暮らせるだろう。・・・せっかく都会的な女性に仕立て上げたのに」

「(亡命する親友に対して)彼は私自身の一部だ。だから会えなくなってせいせいする」

「キューバ女の美は30-35歳をピークに急速に衰える。まるで腐った果実のようだ」

「私は38歳にして老人だ。13歳で売春宿に通い、25歳で高級家具店オーナー、38歳の私は既に老人だ。腐った果実のように」

「彼女は情緒不安定で経験や知識を重ねていくことができない。気分がころころ変わり一貫性がない。まさに「低開発」な状況だ」

知り合った若い女性(16歳)と肉体関係を結び、彼女を知的で都会的な女性に仕立てようと試みるが、彼女は興味を示さない。彼女は彼が言うキューバの「低開発」の象徴。
彼自身は西欧人を目指すブルジョワ。
キューバの知識人が「低開発」という言葉を使ってシンポジウムを開いているのを冷めた目で見たり、映画は「低開発」なキューバの状況を辛らつに見ながら、一方で「低開発」という言葉をさも知ったように使い、その上に胡坐をかいている知識人たちの迫り来る崩壊をも描いている。この映画がどういう立場の人によって作られたものであれ、こんな映画が革命後にキューバで作られたことは、うーん、大人ー、文化が成熟しているなぁーって思う。こんなところが私が中南米の国に惹かれる所以なのかも。まあひとくくりには出来ませんがね。
さてさて、映画も終わり、7時過ぎに帰って急いでごはんの用意をする。が、カッパさんがごはんのスイッチを入れ忘れていたことに途中で気づき、ごはんができるまで待ちぼうけ。カッパさんは自分のミスを相殺してもらおうと、普段いかに気づかない部分で家事をやっているかを強調する(笑)。

=昨日のごはん=
*いわしの梅煮
*ほうれんそうのしめじ和え
*はんぺんのわさびおろし和え
*温泉卵(のはずが、単なるゆで卵になってしまいました、、、へへへ)
*大根の葉と油揚げ、ネギのおみおつけ
*ビール

2009年2月3日火曜日

つるつるの道路






















写真はスケートリンクのようにつっるつるになった家の前の道です。アイスバーンを歩くのは危険すぎるので、少し迂回して買い物に行きました。

=昨日のごはん=
*鮭ハラスの塩焼き
*ピーマンとしめじ、油揚げの炒め物
*キャベツと豚ばら肉の煮炒め
*もやしと油揚げのおみおつけ
*ビール

しばらく肉料理が続いたので、今夜はお魚。
鮭ハラスはしょっぱすぎました。これはおにぎりの具にするのがよろしい。
ビールをyukieちゃんご両親からいただいたビアマグで初めて飲んでみました。
このビアマグでビールを飲むとビールがひんやりして美味しく感じます。

今朝のパンは初めてグラハム粉という粗引きの小麦粉を使ってみました。
強力粉200グラム、グラハム粉60グラム、グラハム粉は事前に分量分の水につけておく。
砂糖の代わりに蜂蜜を入れて、干しぶどうも入れて。もちもちしっとり、グラハム粉は
そんなに香りはしないけれど美味しいパンができました。

2009年2月2日月曜日

田んぼdeミュージカル




=昨日のごはん=
*とり胸肉とジャガイモのグラタン
*ひじきとピーマンのオリーブオイル炒め
*キャベツのおみおつけ
グラタンにひじきとおみおつけという変な組み合わせになってしまった、ヘヘ。。。
グラタンは初めて作りましたがとっても美味でした~
美味しさの秘訣はよつ葉乳業のチェダー、ゴーダ、モッツァレラの3種類が入ったチーズ。
土曜日は札幌エルプラザに「田んぼdeミュージカル」という、北海道の穂別町という町の平均78歳のお年寄りが作った映画を観にいきました。これが、お年寄りたちが田んぼでいきなり歌ったり踊ったり、面白い!皆よい味出していて、こなれていないセリフ回しがまたよい感じ。農業や戦争体験、縁談、結婚式、村の共同体など、ベトナム人が興味を示す事項が織り込まれており、ベトナムの農村の人たちが観たら面白いんじゃないかな~と、今度村で上映会でもしようかしら~と観ながらセリフをついついベトナム語に翻訳してました。
昨日の日曜日はいよいよ、博論プロポーザルを書き始めました。もう2月に突入なのでいい加減書かないと!

2009年2月1日日曜日

愛妻の日にパン作りについて思うこと





















=1月30日(金)の夕飯=

*塩豚ポークビーンズ、ザワークラウト添え
*蒸し鶏とトマトの中華風
*しめじのおろしあえ
*エリンギと手上げのおみおつけ
*ビール

「蒸し鶏」と「しめじ」は向田邦子さんより。

=1月31日(土)の夕飯=
*鍋(鶏肉、豚ばら肉、白菜、水菜、まいたけ)、最後にうどん
*ビール&焼酎

31日(土)は出かけたため、鍋で簡単に済ませました。
31日は初めて知ったんですが、愛妻の日だそうで、カッパさんが食後のお皿洗いをしてくれました。

パンは全粒粉卵パン(強力粉125グラム、全粒粉125グラム)
上田まり子さんのレシピから。
私はやっぱり全粒粉の入ったパンが一番好き。しっとりもちもちしていて。
しかも北海道産小麦の全粒粉!道産小麦粉が近くのスーパーで
売っているのをみると、「北海道に来てよかったな~」とにんまりしてしまう。
全粒粉とは、玄米の小麦粉版のようなもので、精白せずに全て粉にしたもので
栄養価も高いそう。

パン作りを始めて知ったのですが、インターネット上では、パン教室を開いている人がHPを作っていたりブログを書いていたり、パン教室も大盛況のようで、ここ数年のうちにパンってこんなにブームになっていたのね~。

パン教室を開いている人たちは、垣間見るに、私と同年代の主婦で、最初は趣味で始めたのが凝り性が講じてパン作りを極めて自宅で教室まで開くようになっている。試行錯誤を重ねてレシピや酵母を自作したりと、それぞれオリジナリティが溢れ、ネットを通して知るに、彼女たちはただ単にパンを作っているのではなく、パンを通して自分を表現しているんだなっていうのが伝わってくる(ってな話を、この間カッパさんに夜寝る前に話していたら一人興奮してきて、「パンと女性の生き方」について熱く語ってしまった。カッパさんはちょっと困っていたかも、フフ)