2010年1月29日金曜日

生産者交流会

昨日は生活クラブの生産者交流会に出席してきました。
今回は平田牧場はじめ、農産品などの生産者との交流会です。平田牧場の方は本社の山形から来てくださり飼料用米のことや米育ち豚について講演。その後出席生産者全員の紹介がありました。生産者の方の顔を眺めていると、この人は豚、こちらの人はしいたけ、りんごとその方の顔が生産物に見えてきます。よく飼い主はペットに(orペットは飼い主に)顔が似てくるといいますが、生産物も同じでしょうか?

農家の皆さんが一様におっしゃっていたのは、昨年は長雨の影響で不作だったということ。にんにく農家の方は、収穫時期の7月第一週がずっと雨で、畑が水浸しになり、収穫するにもできずただ眺めるしかなかったと言ってました。生産者の方の言葉を聞いていると農業は天候に左右され、ものすごいリスクを背負って生産しているのだなという当たり前のことがよくわかります。「生活クラブは安定的に買ってくれるので有難い。ただ予定よりも多く注文が来たときに、こっちの農家も、とその場限りの契約が出来ないし、逆に予定よりも注文が少なかったときは、前から頼んでいた農家に悪かったりする」と安定契約のメリットとデメリットを挙げた意見もでました。全体的に農産物の生産者は年齢層が高く、りんご農家の方はけっこう高齢とお見受けしました。こういう風に顔を合わせるだけで、「この人たちが作ってくれているのだ」という生の情報というのか、気迫が伝わってきました。

午後は水産品の分科会へ。昨年のお魚講習会に感激してお魚好きになったので。参加した組合員は、さすが魚を愛してやまない魚好きが集まっていて、鰊、かさご、たらこ、宗八などさまざまな魚の話題が出ました。「スーパーの魚と生活クラブの魚は違うのか?」という質問に対して、積丹半島の漁業組合の方は30代くらいの若い方だったのですが、「スーパーで魚を買ったことがないのでよくわかりません」と言ってました。小さい頃から魚が豊富な地方で育ち、スーパーで買うことはないそうです。私は先月買ったブイヤベースが気に入ったので、これと同じような感じでソース付のパエリアセットを作ってくださいとお願いしたのですが、他のベテラン組合員から「材料はほとんど同じようなものだからブイヤベースセットでパエリアを作れば」「シーフードセットがあるからそれで作れば。生活クラブに便利さを求めてはいけない」などと渇!を入れられました。はい、わかりました!でもパエリアセット作ってほしいな。サフラン高いし、前にパエリア作ったけどあまり出来がよくなかったので。

農産物の生産者は皆さん饒舌というか、おしゃべり好きがそろっているようでしたが、水産品は、若い会社員ということもあって今どきの若者もいて、控えめでした。でも皆さんが話してくださる魚や海の話は興味深く、1日フィールドワークをしているような気分で過ごしました。やっぱり私はベトナムでも日本でも、生産者の話を聞くのが好きなようです。


=昨夜のごはん=
*鯵のお刺身
*鯵の塩焼き
*里芋の柚子味噌和え
*小松菜のさっと炒め
*玄米
味噌汁は前日の残り
=今夜のごはん=
*鯖の味噌煮
*キムチ入りお好み焼き
*カリフラワーのフライ風サラダ
*さつま汁
*玄米
魚にお好み焼きに洋風サラダというあっちこっちの方向を向いた
メニューに。今の私の精神状態を表してる?

2010年1月27日水曜日

3食一緒

カッパさんと私は最近、朝昼晩朝昼晩と毎日3食ご飯を一緒に食べている。平日でもカッパさんが家で仕事をすることが多いのと、冬で私が図書館に行かないからなのだが、本当に一緒にいる時間が多くて自営業か定年後の夫婦のようだ。ちょっと前までは、私が寝坊のため、朝食、昼食時間はすれ違いで、カッパさんが食べた後、しばらくして私が食べる、というパターンで、夕食だけが一緒だった。夕食時間は私のお腹の空き具合に合わせていたので、カッパさんはずいぶんお腹がすいてしまっていたようだった(悪かったねえ、カッパさん)。私は結婚したばかりのときよりも、いろいろな面で「まし」になってきている気がする。カッパさんにそう言ったらカッパさんも「そうかもね」とうなずいていた。

=昨夜のごはん=
*ポークビーンズ
*きのこのマリネ(しいたけ、しめじ、まいたけ)
*キャベツとハムのサラダ
*野菜スープ
*玄米
=今夜のごはん=
*ひじきのきんぴら(にんじん、ごぼう、レンコン、油揚げ)
*ほうれん草
*きゅうりもみ、しらすと紫蘇
*なめこと豆腐の味噌汁
*玄米

2010年1月25日月曜日

アイヌ刺繍展

札幌に住んでいる学生時代の友人reiko-chanが教えてくれて、昨日は道立文学館にチカップ美恵子さんのアイヌ刺繍展「カムイの言霊」を観に行ってきました。

チカップ美恵子さんという方は、アイヌ文様の刺繍家でいらっしゃると同時に、アイヌ民族の運動家でもおられる。私はアイヌ刺繍は博物館などで少ししか見たことないので全く詳しくないのですが、この方の刺繍は、その鮮やかな色彩感覚やデザインなどがすばらしくチラシに載っている刺繍の写真をひと目見ただけで「これはすごい!ぜひ観たい」と思わせるものでした。刺繍はアイヌ文様の曲線を見事に表していて技術的にも見事なのですが、テクニカルなだけでなく魂を織り込んでいるといいますか。この方はもともと油絵をやっていたそうで、樹木や鳥や雪などさまざまな自然を抽象的にデザインして刺繍にされているようで、彼女の絵心が刺繍のデザインに存分に生かされていました。そして、彼女の刺繍で特に私が気に入ったのは、地の布と刺繍の糸の組み合わせ方で、沖縄の布を使ったり、ウコンで染めた布を使ったり、アメリカで買ったというプリント柄の布やビロードなど遊び心がある。アイヌ刺繍というと藍色の布をベースにしているものというイメージがあったので、いろいろな布を使って、刺繍の糸も鮮やかなものを取り入れることで、刺繍が一層引き立つように感じました。

アイヌ刺繍、いつかやってみたいです。

刺繍展と一緒に昨日はアイヌのムックリという口琴の演奏もありました。
ムックリというのは竹で出来ていて、口にくわえ、また
竹の先に糸をつなげその糸を引っ張って震わせて振動を出す。
ビヨーンともビーンとも音にあらわせないような音を出して
自然(風の音、河の流れ、くまの鳴き声)をイメージしながら音を出すそうです。
曲も楽譜もなく即興で演奏する
演奏は結城志穂さん
この方の演奏を聴くと本当に風の音や吹雪の音などが聞こえてくるようでした。
「あまり話すのは得意じゃない」といいながら、いろいろお話もしてくださった。
東京で生まれ、小さい頃からリラの会というアイヌのグループで
歌や踊り、ムックリをお母さんやおばさんも一緒にやっていたこと。
しかし東京にいるとアイヌのことをやっていても目標が見えてこないので
札幌に来たこと。札幌にきても、人間関係を構築するまで
時間がかかったこと。子どもが5人いて、子どもにはアイヌの文化の
楽しさを伝えていきたいことなど訥々と話してくださった。
=昨夜のごはん=
ちげ鍋、最後はうどんでしめた

最近早起きなので、焼きたてのパンを食べられます
ひまわりの種が入ったスペルト小麦パンです

=今夜のごはん=
*ほうれん草のキッシュ
(昨年の『きょうの料理』3月号 p.102に載ってた
「腸を若返らせるメニュー」の中の一つ
これはけっこうヒットです。
追記:「ごぼうのポタージュ」リンクつけました)
*シーザーサラダ
*パン

2010年1月23日土曜日

お風呂は私が先に

常々、夜更かしをして、朝起きるのが遅くなるのが私の悩みでしたが、数日前からカッパさんよりも先にお風呂に入るようにしたら、夜12時前に寝られるし、朝もすっきり目覚めることができて快調です。結婚した当初は私が先にお風呂に入っていたのですが、私がぐずぐずしていてなかなかお風呂に入らないことから、カッパさんが先に入るように。私の実家では、皆好きな時間にお風呂に入っていたので、好きな時間に入ればよいんじゃないの、と思ってましたが、節約家のカッパさんはお風呂は続けて入らないと嫌なようで、カッパさんはお風呂から出ると「お風呂どうぞ!」。なかなか入らないと「早くお風呂に!」カッパさんに急かされてようやくお風呂に入ることに。私はお風呂から出た後はストレッチをしたり、また夜寝る前に必ず本を読むのが習慣なので(たとえすぐに眠りに落ちるとしても、寝る前の読書が私の至福の時間)夜寝るのがどんどん遅くなってしまう。何度も「早く寝て朝早く起きよう!」と言っても出来たためしがないのでカッパさんは信じてくれないようでした。
でも、数日前に私が先にお風呂に入ったほうが早く寝れてよいのでは、と思い立ち、カッパさんに提案。カッパさんは「じゃあ夜10時までに入るならいいよ」と言ってくれたので、それからは何が何でも夜10時前にお風呂に入るようにしています。カッパさんが夜10時という時間を設定してくれたおかげで、生活リズムが順調になり感謝!カッパさんは朝ご飯を一緒に食べながら「(私が朝ちゃんと起きるのは)奇跡だよ」とまで言ってました。学校や会社に行ったりという外から強制されるリズムがない生活なので、自分でタイムスケジュールを組むのは大切なのだと今さらながら実感したのでした(37歳にしてレベル低すぎるような気もするがこれが実態だよ、トホホ)。
=昨夜のメニュー=
*豚の角煮、青梗菜添え
*レンコンのちぢみ
野菜料理で有名なカノウユミコさんのレシピ。
レンコンをおろして薄く伸ばしてごま油で焼く。
お餅みたいな食感で、レンコンでこんなこともできるんだと感動
*アボガドのお刺身(ねぎ、ブロッコリースプラウト)
*笹かまとわかめのすまし汁
*玄米
=今夜の料理=
*豚の角煮(昨日の残り)、小松菜添え
昨日角煮に添えた青梗菜、サラダオイルと塩を振って蒸したものだけど
ちょっとくたっとしてとても美味しくなったので今日は小松菜で。
角煮の汁の中に入れて、肉汁を吸った菜っ葉はいくらでも食べられる。
*白菜と油揚げの煮浸し
*冷奴
*すまし汁は昨日の残り、玄米

2010年1月21日木曜日

雪ん子マークが一杯

昨年こちらで初めて冬を迎えて驚いたことの一つは、新聞の天気予報の欄に雪マークが多いことだった。というのも、天気予報欄に載っている都市の7割くらいが道内の都市で占められており、道外の都市は青森、東京、名古屋、大阪、福岡、那覇、たったこれだけ。だもので冬は必然的に雪のマークがたくさんということになるのだった。最初にこれを見たときは「おぉ、今日は日本全国雪だらけだ」と一瞬勘違いしたが、北海道と一言で言えども広いしお天気も太平洋側と日本海側、内陸と海岸ではかなり違うので、場所によって細かく載せる必要があるのだろう。



=今夜の食事=
*酢鶏
*にしんの寒麹漬け
*白菜のおひたし
*真鯛の潮汁(昨日の残り)
*玄米

2010年1月20日水曜日

銀杏と格闘

先週初めて茶碗蒸しを作って、今日も茶碗蒸しを作ったのは、単に銀杏を使いたいからでした。お正月に仙台で、銀杏を一袋一杯もらってきたのです。カッパさんの実家の近くにある神社の、乳銀杏と呼ばれる立派な銀杏の木から取れた銀杏(枝からお乳のように垂れ下がった突起部分があることから乳銀杏と呼ばれるそうで、お乳の出がよくない女性が触るとお乳が出るようになるという言い伝えがあるんだとか)。帰りにお父さんがたくさん持たせてくださったのですが、100円ショップで銀杏の殻を割るものを買ってきて割ったはよいのですが、あまりきれいに割れないし、割れたら割れたで中の薄皮をはがすのが大変、今日は結局カッパさんにやってもらいました。銀杏は少し古くなってきたのか、表面がしわがれてきてしまった。銀杏を食べるのは好きだけど、まだまだたくさんあって、とても茶碗蒸しどころではさばききれない。どうしましょうかねぇ。

仙台の乳銀杏
つらら~

=1月18日(月)のごはん=
*秋刀魚のお刺身、紫蘇と紫玉ねぎ添え
(今頃秋刀魚のお刺身ですが、生活クラブの冷凍秋刀魚をさばきました)
*大根ステーキ、そぼろ添え
(大根は圧力鍋でやわらかくしてからフライパンで焼く
前に作って冷凍しておいた肉そぼろは水溶き片栗粉を混ぜて、
大根と合って美味しかった)
*水菜と油揚げのさっと炒め
*もやしと油揚げのおみおつけ
お刺身には白米が合うので久しぶりに白米を
天日干しの白米美味しかった
=昨夜のごはん=
*肉豆腐
*蓮根のきんぴら
*鶏ささみと三つ葉のわさび醤油和え
*白菜のスープ
*玄米
=今夜のごはん=
*筑前煮
*ベトナム風セリと牛肉のトマト炒め
* 茶碗蒸し
*真鯛の潮汁
*玄米

2010年1月17日日曜日

積もった!

今日はセンター試験2日目、カッパさんは朝早くに出かけ夜9時過ぎに戻ってきた。雪で交通機関が乱れ、試験は1時間遅れで始まったそうで、自動的に終了時刻も繰り下げになったそう。
センター試験は一年で一番寒い時期で、首都圏でも雪が降ったり、私のときもちょうど雪が降ったような記憶がある。そして今日は阪神大震災の日。95年のこの日は、カッパさんはちょうど修論の提出日だったそうだ。私は1回目のベトナム留学中で、歌を習っていた音楽学校で友達が出る発表会を観にいき、そこでベトナム人の友人から「日本で大地震が起こった」ということを聞かされた。

今日は知らないうちに雪がずいぶん積もって、昼ごろ外に出たら宿舎の入り口にもこんもり雪が積もっていた。歩道は雪が積もって歩けないので車道を歩いた。大学村の森も積もったばかりの雪がまぶしい。散歩の途中立ち止まって雪景色を眺める。遠くの方で鳥の鳴き声がして、時折、木の枝に降り積もった雪が太陽に照らされてはらはらっと落ちる。空気が澄んで静まり返った中、いつまでも飽きずに眺め続けた。

積もったばかりの雪
大学村の森の小さな山の上から

時折枝に積もった雪がはらはらと落ちる

=昨夜のごはん=
*銀だら
*しいたけ焼き
*きゅうりと紫蘇、しらす和え
*昆布とじゃこのふりかけ
*もやしと笹かまの酢の物
*大根葉と大根皮のおみおつけ
*玄米
=今夜のごはん=
*ポテトグラタン
*イタリアンしらすオムレツ
* 白菜とベーコンのスープ
*ライ麦全粒粉パン

2010年1月16日土曜日

昨年作って美味しかった10大料理

先日、昨年の10大ニュースをアップしたので、今度は昨年作って美味しかった料理を集めてみました。私の独断ですが、選ぶ基準は、昨年初めて作って美味しかった料理、作り方が簡単でまた作ろうと思える、定番になりそう、てな感じです。記憶がまだ鮮明な昨年後半のものが多いです。 挙げる順番は、順位ではありません。

1.にんじんのナムル(3月10日)
さん生さんちのおもてなし料理で見つけたもの。簡単で美味しい。
彩りもよくなるし、あともう一品何かというときによく作ります。








2.カリフラワーとブロッコリーのスープ(12月22日)
朝日新聞に載ってたスープ。
カリフラワーの甘い味に感動、風邪ひいたときや食欲のないときにもよい感じ。




3.たこサラダ(9月9日お魚マスターズ、11月7日)
それまでも作っていたけれど、生活クラブの「お魚マスターズ」で習って以来、さらに気に入った料理。私はこれ食べ始めると止まらなくなってしまうのです。
大根やにんじん、水菜、長ネギ、ルッコラ、ミツバ、などそのときにある野菜でok。にんにくチップがポイント。 野菜のしゃきしゃき、タコのぷりぷりした食感が口の中で溶け合います。





4.ポテトグラタン(11月29日)
じゃがいもと牛乳、チーズだけで作るさらっとしたポテトグラタン
ホワイトソースを使わないので簡単でよい。





5.ニシンの寒麹漬け(9月10日)
ニシンってこんなに美味しい魚なんだと感動した一品。脳外傷友の会「コロポックル」の寒麹漬けは、魚や野菜などにいろいろ使えて便利です。




6.豚肉のにんにく味噌焼き(5月8日)
生活クラブの注文表に載っていたレシピ。
牛乳と味噌の味付けがたまらん。







7.ハーブチーズ(7月11日)
さとらんどのハーブチーズ講習会で習った。クリームチーズにレモンとにんにくのすりつぶし(またはみじん切り)を混ぜて、好きなハーブを細かく細かく刻んで混ぜる(このハーブを細かく刻むというのがポイントです)。パンにつけたりクラッカーに塗ったり、ワインにも合う。お客さんがみえたときによく作った。お茶の時間にもよいかも。

8.チキンのハーブ焼き(8月22日)
こちらもワインに合う料理。最近あまり作ってません。


9.しいたけの肉詰め
写真がなぜか消えてしまった。
10.キャベツのコールスロー(8月5日)
キャベツと玉ねぎ、にんじんに塩、砂糖、お酢、オリーブオイルで味付け。カレーやシチュー、ハッシュドビーフなどの一品料理とよく合う。キャベツもたくさん消費できる。




もう10点挙がってしまったけれど、その他にも美味しかったものある。肉なししゅうまい(右)、酢鶏(右下)、豚三枚肉の焼肉サムギョプサル・・・・。そういえばジンギスカン鍋買ったけど、まだ1、2回しか使ってないな。チーズフォンドュ鍋も買ってから1回使っただけ。こういうイベント系は案外定着しないか?
汁ものでは、さつま汁とか豆腐チゲも美味しかった。
北海道ならではのとうもろこし、夕張メロン、時鮭などの旬のものも楽しんだ。今年はどんな味に出会えるか、楽しみである。








2010年1月15日金曜日

痩せる理由

カッパさんまた昨日、同僚の方に「痩せたねえ・・・」と言われたそうだ。
「今が一番楽しいときなんじゃないの?どうして痩せるの」と同僚の方はいぶかっているそう。

昨年も、時々久しぶりに会う同僚の方に「痩せたねえ」「激痩せ!」と驚かれ
「何があったんですか?」と聞かれると、カッパさんは一言「結婚しました」
すると相手は「・・・・・」黙ってしまい、でも何か察するというか、それ以上聞かないそうだ。
うーん、私もカッパさんの痩せた理由が知りたい!!

吹雪の後の晴天。
近くの大学村の森はソリ遊びをする子どもたちでたくさん
さっらさらの粉雪で、歩くとぎゅっぎゅっという雪の感触が気持ちよい
一人で雪に触っていたら小さな女の子が「何してるの?」と話しかけてきた
「誰のお母さん?」と聞かれたので「私はお母さんじゃないの」と答えた
=昨夜のごはん=
*ゆで鶏、春菊添え
*大根と油揚げの煮物、
*茶碗蒸し
*ミツバと油揚げのおみおつけ
*玄米
圧力鍋の蒸し機能も使って、下は大根と油揚げ、上は茶碗蒸しで
一つの鍋でスピード料理
「大根と油揚げの煮物」油揚げに出汁がよくしみこんで美味しかった
高山はるみさんのレシピですが簡単に作り方を記しておこう
鍋に出汁、大根、油揚げ、干ししいたけ(スライス)、酒、しょうゆ、みりんを
入れて火にかける。大根が柔らかくなったら
最後に強火にして煮汁を沸かし、水溶きかたくり粉を加えてとろみをつける
出汁は茶碗蒸し用にとった昆布、かつお出汁。干ししいたけからもよい出汁が出た
=今夜のごはん=
*ぶり大根
*春雨入り湯豆腐
*小松菜
*ぎんなん
お正月に仙台で、カッパさんのお友達のお宅でご馳走になったぶり大根が
めちゃくちゃ美味しく忘れられず、
スーパーでぶりのあらが売っていたので作ってみました
今日も圧力鍋を使いましたが、結論は、ぶりがぱさぱさして大根も
やわらかくなりすぎてしまいあまり美味しくなかった。
こういう煮物は普通の鍋でじっくり煮込んだ方が味がしみて美味しいようです。
カッパさんお友達のお宅では突然お邪魔したにもかかわらず
「お昼食べてくか」て感じでご馳走になり
大根の漬物、いかの塩辛、ぶり大根、餡子餅、磯辺焼きなどが
たっぷりした器によそられて出てきて
辛いもの甘いものが交互にくるメニューのバランスといい、
てかりと光るじっくり味がしみこんだ大根、お箸を入れるとほろっとくずれるぶりの
味付け、盛り付けといい、ベテラン主婦にはかなわぬと思いました。

2010年1月13日水曜日

今年が始まった

いやー正月のグータラ生活が抜けず、ダメ人間突入か、、、というような生活を送っておりましたが、やっとここ数日ドク関連の翻訳の仕事をやったり、書類の整理をしたり、論文を見直したりして今年が始まりました。

1日一歩も外に出ないとなんか鬱々とした気分になってきます。私はどうも、1月半ばくらいのこの時期になると、お正月の華やぎからも一息つき、昨年のこと、今年やるべきことなどを思い返して、できなかったことに落ち込んだり暗い気分になることが多いようです。去年の今頃もストレスがたまってカッパさんにあたり、そのことを友人にメールしていたような。いかんですね!

今夜は吹雪、外は雪が風に舞ってごうごうと音を立てています。明日の朝、雪景色を見るのが楽しみ!

濃い色のヒヤシンスも咲き始めました

=1月10日のごはん=
*マーボー大根
*回鍋肉
*にんじんのナムル
*じゃがいもとわかめのおみおつけ
*玄米

=おとといのごはん=
かじか、たらの鍋
あまりのうまさに「なべこわし」の異名をとるという「かじか」
新聞にも北海道を代表する魚だと載ってました
弾力があり肝も美味しいけど鍋をこわすほどではなかった

=昨夜のごはん=
*スペアリブ、ほうれん草、インカのめざめ添え
*もやしとねぎのヌクマム炒め
*えのきのおみおつけ
*玄米

日本では豚肉全体の流通量に対してスペアリブの割合が少ないような
骨付きはほんの一部にして、骨を取ってばら肉として売るからでしょうか
ベトナムの市場では、お腹の部分は骨付きのまま売られており、スペアリブの料理もポピュラーです
やっぱ肉は骨付きが美味しい!

=今夜のごはん=
*ジャガイモとそぼろの和え物
*ごぼうとこんにゃくの味噌煮
*大根と水菜、じゃこのサラダ
*水菜と油揚げのおみおつけ
*玄米

2010年1月9日土曜日

昨年の10大ニュース

新年も明けて今頃ですが、昨年の10大ニュースを考えてみました。
私、カッパさんどちらかだけに関係あることではなく、一応2人に関係あることに絞って。

=カッパ家の2009年10大ニュース=

1.結婚1周年で沖縄へ行く -7月
2.父が順調に回復し母と一緒に北海道に遊びに来る-10月
3.家事の役割分担が定着=カッパさんへのアウトソーシングが進んだ
(私は料理と食事の片付け、カッパさんその他残り全般、掃除は2人で週1回)
4.ホームベーカリーをいただきパン作りにはまる、しかし後半はもっぱらカッパさんが作ることに-1月~
5.お客様を迎える(全部で10組)
6.玄米を食べ始める -11月~
7.冬はカビ、結露でおおわらわ(主にカッパさん)-1~3月、12月
8.生活クラブに入り、美味しい食材を堪能する(平田牧場の豚肉はカッパさんもお気に入り。だんだんに2人とも外食したときのコメントが辛口になってきたような) -5月~
9.カッパさん激痩せ、皆に心配される
10.私がブログを始め、離れている家族や友達に近況報告ができるようになる
(続いて、naoskyさんやがブログを始めて楽しい)

目だった大きな動きはないけれど、平穏無事な1年でした。
2人ともお世話になったものは、ホームベーカリー、エア・ドゥ(おかげで年末の帰省は2人とも無料航空券を使用)。私は北大図書館にお世話になった1年だった。
おととしは結婚したことが新鮮で少し恥ずかしくて、人前で「夫が」とか言うのに大変抵抗を感じていたが、最近は結婚していることに慣れて人前で「夫が」ということにもあまり動じなくなってきた。2人でいることが自然になってきたのかなあと感じる今日この頃です。もう「新婚」ではないか?

=おとといのごはん=
*温野菜サラダ
*笹かまとねぎ
*玄米
=昨夜のごはん=
*豚肉のしょうが焼き、キャベツの千切り、ブロッコリー
*笹かまとしめじのお汁(わかめ、ねぎなど)
*玄米
=今夜のごはん=
*ハンバーグ、デミグラスきのこソース、ブロッコリー、インカの目覚め(ジャガイモ)
*小女子と豆腐のサラダ
*笹かまと大根おろし
*大根と大根葉のおみおつけ
*玄米

おとといの鶏肉トマト煮の残りを今夜のハンバーグのソースにしました。
仙台で笹かまをたくさんもらったので、このところ毎日笹かまを食べています。
昨日のお汁にしたのが美味しかった。

2010年1月8日金曜日

仙台へ帰省

1月3日の午後に高速バスで仙台へ。帰省に新幹線ではなく、高速バスを使うのが倹約家のカッパさんたる所以です。去年も東京から高速バスで行きましたが5時間くらいで苦になりませんでした(しかも切符は3000円くらいで安い!)

父は私があまりにグータラなので「向こう(仙台)へ行ったらちょっとは動けよ」とニヤニヤしながら忠告してました。まるでカッパさんの方がお嫁さんのようで、私の実家に来たら朝早く起きて手伝ったり、ビールをささっと持ってきたりしてかいがいしく働いていました(それを見たうちの両親は「自分の家にいるのにお客さんになったみたいだ」と喜んでいた)。で、今回は私も仙台で食事の後片付けをしたり、鍋の野菜を切ったりまあその程度のことはしましたよ、エッヘン。

カッパさんの両親は優しく「朝も寝ていていいんだよ」と言うので、それを真に受けて最後の日など9時半まで寝てました(こんな寝坊な嫁はあまりいないだろうか?)お母さんは時間差でご飯を食べる我々のため、朝ご飯も昼ご飯も2回ずつ作ったりしてきっとお疲れになったことだろう。でもお母さんは最後に私に向かって「疲れたでしょう」などとねぎらってくださった。疲れたのはお母さんの方だろうに。

毎回仙台へ行くと、カッパさんのお友達宅へ伺ったり、お母さんのお友達のお宅へ約束せずに伺ったりして予定は何もないのに何かとやることがあり、お宅へ伺うとちょっとしたものをご馳走になったりモノをあげたりもらったりがとても多いのです。カッパさん友人宅では、ささっとぶり大根が出てきたり、ビールとおつまみのこんにゃくのきんぴらが出てきたり、お母さんのご友人宅でも、すぐにお茶と煮物が出てきて、仙台の人たちはお茶請けのようなものを常備しているのでしょうか(そして家には必ずこけしがあります)。お母さんのお友達は、カッパさんが帰ってくるのを知って「これ息子さんに食べさせて」と炊き込みご飯を朝7時に届けてくれたり、おコメをえっさえっさもって来てくれたりして、持ってきてくださったものを食べるのにけっこう忙しいのでした。

で、モノのやり取りの圧巻がお隣の家で、我々のお土産の定番、六花亭のバターサンドを持ってお隣へぴんぽーんと行くと、おばあ様が出てきてバターサンドを喜ばれ、「今夜は家でご飯食べるの?」などとさりげなくお聞きになります。このおばあ様は昔八百屋さんだったそうで、天ぷらを揚げるのがお上手で、それで夕方になると今度は「これ皆さんで召し上がってください」と揚げたての天ぷらを届けてくださるのです。このバターサンド→天ぷらの流れは去年もそうで、今年もそうでした!バターサンドが天ぷらに化けるなんてそんな期待したら、はしたないけれど、本当にいつもそうなのでカッパさんも一緒にびっくりするやら喜ぶやらで美味しくいただきました。

家にこけしが飾ってあるのを見ると東北に来たという感じがします









お隣の天ぷら、ごちそうさまでした

2010年1月7日木曜日

年末年始、実家にて

実家に帰省中の一大イベントはお正月もさることながら、12月30日の大ママ(祖母)の94歳の誕生日でした。大ママは88歳のときに脳梗塞になり、身体の右半分と言葉が不自由になってしまったけれどとても元気で、昨年の10月からはホームで暮らしています(それまでは母と伯母が交互に介護していた)。普段なかなか大ママに会える機会がないので、お誕生日のときくらいお祝いしたいと思い、大ママの誕生日に合わせて帰省しました。言いだしっぺは私ですが、母が幹事となって皆に声をかけてくれ、ホームの一室を借りて親戚中が集まり大変にぎやかな会になりました。

ホームのスタッフの人たちが集まってハッピーバースデイ♪
花束とケーキを受け取って大ママにっこり

Ran-chanが用意したくす玉を引っ張ると

中からあらっ

あれぇ
おめでとうの垂れ幕が

ひ孫たちからお祝いの紙テープ攻勢を浴びる大ママ
紙テープだらけの大ママ
夜は丸ビルへ、チャクちゃん出演の第九を聴きに

1月1日の新年のテーブル
母とstちゃん(姉)の力作揃い
私は食べるの専門でした
特に気に入ったのは家の庭で取れた柚子のゼリー(左下)と
ダッチオーブンで作ったパテ・ド・カンパーニュという肉料理(右下)
どちらも母が作った




       甥っ子ホタッチの「鼻たれ ほた大仏」(チャクちゃんによるネーミング)

ホタッチは鎌倉の大仏様を見て以来、大仏様の真似をしてよく笑わせてくれている

大仏様、今年もよい年になりますように