2009年9月30日水曜日

出産ブーム

突然ですが、私の周りは今出産ブームです。
今回会った友人の中でも、今年出産した&これからする人が全部で5人もいました。
おかげで私も何人かのかわいい赤ちゃんに会えて抱っこさせてもらったり、赤ちゃんとしばし見つめ合ったり楽しい時間を過ごしました。

michi-san宅でご馳走になったお昼。
玄米がとても美味しかったので、我が家でもこれから玄米を食べようかな。
ほとんどベジタリアン食、味付けも薄味でよくて、とっても美味しかった。
最近結婚した友人の新居でご馳走になったご飯(なんか、私は人ん家行ってはご馳走になってばかりですね)センスのよいステキな新居で、我が家と比べると5つ星ホテルと山小屋のような差だわ。美味しいしゃぶしゃぶを頂き、ワインはほとんど私が飲んでいた。

win min tanさんの赤ちゃん
眠っている姿もかわいいし、おめめをあけてもかわいいです。


こちらも友人宅で頂いたアボガド。
アボガドの種をくりぬいて、その中に、みょうがとお醤油を入れ、わさびをつけていただく。しゃれた前菜で美味しかった。




                          お友達になれるかな?





ベトナム人の友人。
2人とも20代だが、一人はもう2歳半の女の子のお母さん、もう一人のフオンちゃんはもうすぐお母さんになる。2人は親友同士で1日中冗談を言い合っている。
かわいらしくて、しっかり者のお2人です。

ドクの仕事

あれれという間に、ずいぶんと更新が滞ってしまいました。
おととい札幌に戻ってきました。
ドクの仕事が終わった後、毎日のようにあっちこっちと出かけて友人と会っていたら、最後の方はすっかり疲れ果て、肌も荒れてしまいまだ完全に疲れが取れません。東京にいると人も多いし、空気もあまりよくないし、毎日出かけるだけで疲れるものですね、それだけ札幌の生活に慣れてしまって、都会の生活に戻るのにエネルギーが必要なのかもしれません。

さてさて、ドクのお仕事(9/19-21)は、今回も周りの人たちに恵まれ、楽しく仕事ができました。ドクのドキュメンタリー番組を作っているディレクター、カメラマン、そして通訳の私、の3人が一つのチームですが、その他にも小さいときからドクをずっと撮り続けている写真家の中村梧郎さん、きょうされんの理事の方、ドクの友人たち、某テレビ局のスタッフなど、ドクを取り巻く人々と一緒に仕事が出来たのも、楽しかったです。ドクが周囲の人たちに恵まれているのは、ベトちゃんとつながって生まれたというその境遇に寄るのかもしれませんが、ドクの明るい性格も大きいかもしれません。サッカーを楽しみ、仕事をし、結婚して、今度はお父さんになる、「周囲の"普通"の人たちと同じように生きたい」というドクの生き方が、それだけで周りの人たちに感動を呼ぶのでしょう。

思い返せば、ドクのおかげで私はいろんな経験をさせてもらっている。ドク、中村梧郎さんと一緒にドクの故郷(ベトナムの中部高原、コントゥム省)を訪ねる旅もしたし、何度もホーチミン市のドクの自宅を訪れたり、今年の4月は京都、そして今回は埼玉でドクを支援する人たちの集まりにも参加できた。

「きょうされん」全国大会(3千人くらい?が参加)の閉会式
何度も笑いや拍手が起きたりと大変活気がある。
ちょうどこの日に、障害者の自立を妨げると不評だった(応能負担ではなく、受益負担を導入)
「障害者自立支援法」の廃止のニュースが流れてきた。

「一般就労」という分科会では、障害者の人たちがさっと手を上げて発言して
「自分はコンピューターが苦手なのでバイク便とか肉体労働でがんばろうと思います」
「JRバスのトイレ掃除をしたが、においが大変だった」
「自分は精神障害で結婚していたが離婚してしまった」
「職場の人間関係がうまくいかない」
「遅刻と欠席だけはしないようにがんばった」
など、自分の経験をそれこそ赤裸々に伝えていたのに驚いた。
周囲の理解がないと仕事がどんどん押し寄せて大変になって休みがちになってしまう、とか人間関係がなかなかうまくいかないなど、深刻に聞くと大変な話なんだけど、不思議とあまり悲壮感なく淡々と話している。
ドクたちご一行様、東京タワーのふもとで。
今回お世話になった、きょうされんの副理事長の方が電車の中で話していたことが印象的だった。障害者支援の考え方というのは、例えば足が不自由で歩けなかったら、車椅子を押してあげるとか、できることを基準にそこに到達するためには何の助けが必要か、と考えるとわかりやすいという。例えば健常者であっても、隣にいるベトナム人と話せなかったら通訳の助けが必要だとかそんな風に考えると、必要な援助というものが見えてくるという話だった。そう考えると、例えば赤ちゃんがいて外出できないお母さんには、何かを届ける、赤ちゃんを代わりに見るとか日常の延長線上に障害者支援が見えてくる。インドの経済学者、アマルティア・センのケイパビリティーアプローチと通じるものがあるような気がする。

2009年9月20日日曜日

大宮より

こんばんは、今夜は大宮のホテルに泊まってます。
今朝札幌を出発しました。こちらはやっぱり暖かいですね。
昼間は完全に夏といった感じの暖かさでした。

さて、こちら大宮では「きょうされん」(障害者の人たちが働く作業所の全国組織)の全国大会が開かれております。ベトちゃんドクちゃんで知られるドクは、このきょうされんに招かれて今日来日しました。

今奥さんが妊娠中でもうすぐ父親になるドク、子どもが奥さんのお腹の中で蹴ったり動いたりするそうで、もうすぐ子どもを持つ喜びが伝わってきます。
ドクが皆の前でお話して、その後、ディレクターが会場に来ていた障害者の人たちにインタビューしたところ、障害者の人たちの反応は「(ドクが)結婚できてうらやましい」「病院という人の役に立つ場所で働けてうらやましい」というものが多かったそうです。この感想は、日本の障害者がそれだけ、結婚したり、人の役に立ったりという「周りの人が味わっている普通の人生」を送ることの難しさを示しているのではないでしょうか。障害者と障害のない人たちが日常生活で切り離されている事実の一端を示しているような気がしてなりません(だからといってベトナムで障害者に対する偏見がないというわけでは全くないのだが)。

2009年9月18日金曜日

私は寅さん?

=昨夜のごはん=
*かぼちゃのひき肉詰め
*ジャガイモのホワイトソースグラタン
*にんじんの明太子和え(母から教えてもらったレシピ)
*里芋のおみおつけ
秋の収穫祭のような献立でした。
私が里芋のおみおつけを食べながら
「この里芋泥臭くて美味しくないね。生協で5つ50円で安かったからな」
と言ったら、カッパさんは
「僕はそれを聞くとより一層美味しく感じるよ」
と言った。コストパフォーマンスを重視するカッパさんらしい発言で笑ってしまった。
カッパさんは「2倍高いからといって2倍美味しいわけではない。」
という。効用逓減の法則だっけ?でも私は美味しいものが食べたいよ。
天然酵母が切れたので最近はドライイーストでパンを作っているカッパさん。
生活クラブの小麦粉がドライイーストと相性がよいことがわかったり、
カッパさんのおかげで毎日美味しいパンが食べられる。
=今夜のごはん=
*トマトたっぷりハッシュドビーフ
*ビーンズサラダ
*野菜スープ
今夜は野菜スープが美味しかった。
にんにくをオリーブオイルで炒めて、ジャガイモ、ミニ玉ねぎを炒める。
ベーコン、ソーセージも加える。ぶつ切りトマトも加える。
水とコンソメを入れて、キャベツも加える。
圧力鍋で3分。


明日から埼玉で3日間ドクの通訳の仕事、その後実家に滞在するので10日間ほど留守します。 留守中カッパさんが食べられるよう、この間からいろんなものを多めに作っては冷凍していおいたので、カッパさんスーパーのお惣菜買わなくて済むかな?我ながらけっこう計画的☆
冷凍庫にはロールキャベツ、とんかつ、冷蔵庫にはかぼちゃのひき肉詰めが入ってますよ~

今朝起きて顔を洗っていたら横で洗濯をしているカッパさんが「smちゃん寅さんみたいだね」といった。 なぜかといえば、自分は何もせずに涼しい顔をして「がんばってるね」などと言っているからだという。
「あなたが何もやらないから周りがやっているんだよ!」とカッパさん。
そういえば、学生時代に、win min tanさんから顔が寅さんに似てるって言われたことがあったなあ(ただ単に顔がでかい?笑)
私が寅さんなら、カッパさんは妹のさくらちゃんかな?さくらよ、じゃあな、行ってくるぜぃ!

2009年9月16日水曜日

新しい研究仲間

今日は北大で、ベトナム研究をしているポスドクのTさんにお会いした。Tさんは、知人のベトナム研究者の方が数ヶ月前に紹介してくださった。普段は道東の人口5000人の村で農家の人を相手に働いているTさん、今回札幌出張に来た折に声をかけてくれてやっとご対面できた。なんと、彼女は私の修論を読んでくださっていた(冷や汗たらり)。彼女の専門は農業経済、私は地域研究だけれど、お互いやりたいことや目指す方向が重なっていて、これからも情報交換していけそう。
Tさんは私よりずっと若いけど既に博士号を持っていて、子どもを育てながら働いている。とてもしっかりして頼もしい人だと感じた。何より 北海道に研究仲間が出来て嬉しい。

=昨夜のごはん=

*秋刀魚のお刺身、紫キャベツ、わかめ添え

*セロリのきんぴら

他は全部残り物

=今夜のごはん=
*とんかつ、キャベツと紫玉ねぎの千切り、トマト添え
*きゅうりの寒麹漬け
*きんぴら
*里芋のおみおつけ

2009年9月14日月曜日

押し花体験

←皆の作品

昨日は札幌でもっとも気に入っている場所のひとつ、さとらんどで「押し花で作るウッドプレート」講習に参加してきました。 家や部屋のドアにかけられるような木のプレートの上に、自分の名前のシールを貼り、押し花(既に押し花になっている押し花セット)をピンセットで自分のイメージするように置いていき、最後はプレート全体をシールでとめるという手順。   ↑私の作品
誰でも拾った花を本に挟んで押し花にした経験があると思うのですが、こういうたくさんの種類の押し花で何かを作るなんて初めての経験。これがけっこう面白いんです!材料を全て使おうと欲張ると、うるさくなってしまうし、自分のイメージしたものにするためには、使う量を減らして、花や葉を時には大胆に切り取って配置していく。なんだか、人生の極意のような押し花体験でした。

出来上がったプレートを見ると、皆同じ材料を使っているのにそれぞれ個性溢れるデザインになっていてとても面白かったです。花は忘れな草とかバラとかいろいろ。葉っぱの形が美しく、拾った葉っぱを押し葉にして標本みたいに貼り付けても面白そうだなと思いました。

さとらんどの講習で何度かお会いしている方は、「今月は娘の誕生日だから、娘の部屋にかけられるように」と娘さんの名前でプレートを作っていました。優しいお母さん!私はカッパさんと私の苗字を両方配置したので、玄関のドアにかけようと思います。

札幌は身近な場所で気軽に参加できる講座があって、内容も充実している。私は1ヶ月に1,2回くらいこういう講座に参加しているかな。参加費はたいていのものが1000円台で参加しやすい。

さとらんどのコスモス

さとらんどでは収穫祭が開かれていて、札幌近隣の農家の人たちが直接
いろんな野菜を売っていました。1袋100円のものが多くて安くて新鮮。
気づいたらたくさんの野菜を買っていました。
・札幌黄という貴重な在来種の玉ねぎ ・ミニ玉ねぎ
・クッキングトマト ・メイクイーン ・北あかり 
・シャドークイーンという紫色したジャガイモ ・紫たまねぎ
・にんじん ・セロリ ・小松菜
・ ミニかぼちゃ ・パプリカ ・ピーマン ・ししとう
・ブロッコリー ・なす

win min tanさんの 
チョコが食べたくなったら作るケーキ
久しぶりに作りました

=昨夜のごはん=
*豚肉のにんにく味噌焼き、レタス、ブロッコリー添え
*ラタトゥイユ
(なす、ピーマン、ミニ玉ねぎ、パプリカ、クッキングトマト、セロリ
ハーブはタイム、セージ、 ローズマリー、スウィートマジョラム、イタリアンパセリを入れた)
しかし私が作るラタトゥイユはいまいちだ。誰か美味しいラタトゥイユのレシピ
知りません?もっと材料小さく切ったほうがよいのかな?
*野菜スープ

=今夜のごはん=
*肉じゃが(メイクイーンを使った)
*紫玉ねぎのサラダ
*小松菜の煮浸し
*札幌黄の玉ねぎとわかめのおみおつけ

2009年9月12日土曜日

国際掃除デー

9・12国際掃除デー。
という訳で本日は掃除をしました。
少し前からカッパさんが「換気扇を掃除しなきゃ」と騒ぎ出していて、今朝机の周りの書類を片付けだしたらなんとなくのってきて今日は掃除しようか、という気分になり、2人で「国際掃除デー」と名付けました。

まずはいつもの手順のとおり全部屋の掃除機がけ、トイレ掃除、そこでお昼ご飯。一休みの後、カッパさんは換気扇と台所の壁、ガス台の掃除。私は窓磨きと机周りの書類整理。カッパさんの方が明らかに大変そうでしたが、私は「よい夫コンテストに出られるよ!」「イヨッ夫の鏡!」「夫偏差値高い」と褒めました、ムフフ。

今日は、以前から導入を検討していた重曹、石けん、クエン酸水スプレーのみで掃除。カッパさんは「重曹がよく落ちる」と気に入っていた。しかし、カッパさんがこれまでに買ったいろーんな種類の洗剤がたっくさんあって、これはどうすればよいのでしょうね。カッパさん洗剤買いすぎだよ・・・。

でもカッパさんのおかげで台所がきれいになって気持ちよかったです。カッパさんに何かのことで少し文句を言ったら「smちゃん右向いて」右を向くとピカピカに磨かれたガス台と壁が・・・・。ふむふむ、カッパさんに感謝しなくちゃね。

=今夜のごはん=
*ロールキャベツ(鶏がらを買ってきてスープを作った)
* ビーンズサラダ、トマト
(これが美味しくてとても気に入った!すぐに使えるいろんな豆が入ってる袋を買ってきて、玉ねぎのみじん切りの塩もみにニンニクのみじん切り、レモン汁、塩コショウ、オリーブオイルを混ぜて豆を和えた。レタスは作り置きしているハーブドレッシングを使った)
*ごはんとイクラの醤油漬け
(イクラの醤油漬けがあればいくらでもご飯が食べられる!)

2009年9月11日金曜日

大きな松ぼっくり

北大のキャンパスに立派な松ぼっくりがたくさん落ちていたので拾ってきた。
この間は落ちていた木の枝を拾ってきたのだけど何かに使えるかな?考え中。
=今夜のごはん=
*しいたけの肉詰め、きのこのソテー添え
*トマトとブロッコリー
*ほっけのすり身揚げ、レタス添え
(ほっけのすり身はおとといのお魚講座のお土産、まだ残っていた)
*大根のおみおつけ
原木栽培のしいたけは肉厚でとってもよい香り。しいたけの香りが肉に移っていて美味しかった。

2009年9月10日木曜日

おさかなマスターズ

昨日は、生活クラブで「おさかなマスターズ」という魚のさばき方講習会が開かれ、つねづね「魚さばけたらよいなー」と思っていた私は迷わず参加してきました。短時間の講習でしたが、6種類の魚(ニシン、サバ、秋刀魚、イカ、ほっけ、タコ)をさばくという盛りだくさんな内容で味も抜群!これまで切り身ばかり買っていましたが、これからは魚1匹丸ごと楽しめそうです。 (講習はお土産もついて1100円。安い~)

教えてくださったのは、北海道生活クラブ初代理事長で、現在は脳外傷友の会「コロポックル」の代表を務めていらっしゃるNさん。まずは各自持ち寄った包丁を研ぐところから始まります。気合入ってるでしょ。皆さん鋼の包丁や砥石を持っていらしたりしてすごい!私は包丁2丁持参しました。一つは普段使っているカッパさんが以前から使っているもの(これはあまり切れないが安心して使える)。もう一つは結婚祝いでいただいた木屋のステンレス包丁(こちらは一度指を切ってしまい怖すぎて使っていない)。カッパさん包丁を砥石で研ぎました。

まずは先生がさばいて実演くださる。
魚は全て生活クラブのもので、船揚げしたら即急速冷凍なので、鮮度は抜群。完全に解凍してからさばくよりも、半分凍ったくらいでさばいた方が適度に硬くてさばきやすいそうだ。
早いし、きれい、ほれぼれする包丁さばき。
木のまな板というのはいいものだなと思った。
先生が千切りしている音の心地よいこと!
先生は、「子どもというのは親の環境を選べないから子どもはしっかり育ててあげなきゃいけない。食についても秋刀魚の内臓を割り箸でつついて取ったりと遊び感覚でできるように小さいときからいろいろやらせてみると、自分でもそのうちやれるようになる。でも誰も完璧な人なんていないから、子どもがいろんな人に接していろんな人から学べるようにすることが大切」というようなことをおっしゃっていた。
この後は各自テーブルに分かれていよいよ自分たちでさばきます。
私はさば、ほっけ、そしてにしんをさばきました。
「3枚におろす」ってよく言うけど、なぜ身は2枚に分かれるのに3枚なのかと思っていたら、3枚の中の1枚は骨を指していたんですね。「2枚におろす」となると、片方に骨がついた状態なんですね。
そんなことも知らなかったよ。

じゃん!できました。
盛りだくさんですよぉ。
メニューは
*焼きサバ(サバの臭みがなくおいしい)
*イカハンバーグ(これがめちゃうま☆)
*ほっけのすり身汁(これもなんという滋味溢れる味!)
*イカめし(やわらかくて美味しい!)
*たこサラダ(もちろん美味しい、にんにくチップがきいている)
*秋刀魚の甘酢かけ(すっぱかったり甘すぎたりせずあっさりして美味しい)
*寒麹でつけたきゅうりの漬物
(寒麹というのは脳外傷友の会コロポックルで作っているそう。美味しかったので、この後分けてもらった。魚に使ったり、漬物を作ったりいろいろ使えそう)
先生の息子さんは12年前に交通事故で脳障害を負った。当時は脳障害は障害の狭間にあり、障害者手帳をもらえなかったが、コロポックルという団体を作って運動して今は障害者として認められるようになった。誰でもいつ交通事故や病気に遭ったりして脳障害になるかわからない。だから、健康なときから、こういう障害や福祉団体について理解を深めておいた方がよいとおっしゃっていた。
とても物腰やわらかく、優しくて、お料理が上手で、ステキな先生でした。
おさかな講習に感動してすっかりお魚が気に入った私は、今日一番気に入ったイカハンバーグを作ろうと、早速帰りに生協に寄って刺身用生イカを2杯買ってきました。何か気に入ると私はすぐに作りたくなるせっかちな気質です(普段はのんびりしてるけど)。そしてほっけのすり身もお土産にもらったので、昨夜のメニューは・・・
*イカハンバーグ、きゅうり添え
*イカのお刺身
*トマト
*かぼちゃの煮つけ
*ほっけのすり身汁
イカハンバーグを作るのにran-chanからもらったミンチにする機械初めて使ってみました。これは便利!以下イカハンバーグの作り方です(ふふ、オヤジの駄洒落のようだのぉ)。イカ本体はお刺身にしたり、イカ飯にしたり、残った足の部分などをハンバーグにすればイカ全部が楽しめるとのこと。
=材料と作り方=
いか2杯、玉ねぎ小1個、塩コショウ小さじ1/2、パン粉適宜、なたね油
1.玉ねぎをみじん切りにし、ふきんに包んで水を切る
2.フードプロセッサーでイカをミンチにし、塩コショウを入れてよく混ぜ、1.も加える。
(その前にイカの足を取ったり、皮をはいだりします。フープロなかったら包丁でミンチに)
3.パン粉をボールにいれ、小分けした2につけて形を整えて、油を入れたフライパンで焼き揚げる。
秋鮭の季節、以前から筋子からイクラをとってみたかったので、筋子を買ってきて根気よくお湯の中で皮を取り、いくらの醤油漬け作りました。参考にしたのはこちら。左が醤油につけたもの、右は塩水だけのもの。イクラがきれいで真珠のようだった。

=今夜のごはん=
*サーモンとイクラ丼(ごはんの上に海苔をのっけて)
*ニシンの寒麹漬け(昨日の講習でお土産にもらったもの、ニシン美味しかった~!)
*長いもときゅうり、アボガド、いくらの和え物
*水菜と油揚げの炒め物
*かぼちゃの煮つけ(昨日の残り)
*ほっけのすり身汁(昨日の残り)

自分でつけたイクラの醤油漬けはあっさりしていて食べやすく美味しかった!
ああ、お魚って美味しいですね。手が魚くさくなったけど、私は魚が好きだよ。
これからもっともっとお魚を自分でさばいて食べたい。

2009年9月8日火曜日

ちょこまか家事講座byカッパ

今夜はカッパさん珍しく飲み会でご飯いらないとのこと。
一人の夕飯は久しぶり。
カッパさんがいないとなると、なんかのんびりしてしまって帰宅してからコーヒー飲んだり、生活クラブの配達品をとりに行ったり、動作も緩慢で夕食が9時頃になってしまった。
残りモノは明日のお昼になるからと普段通りの分量で作る。
出来た、と思ったら、あ、ごはんをチンしていない。普段はカッパさんがやってくれるから最後まで気づかなかった。ご飯を食べ終わったら残ったものを詰め替えたり冷蔵庫に入れたりするのも自分でやらなければならなくてけっこう手間取る。
カッパさんがやってくれることは大変さりげないのだけど、仕事と仕事の合間に発生するちょっとしたことを気づいてやってくれるのでけっこう助かるのだ。こういうちょこまかした作業ができる男の人ってけっこう珍しいんじゃないかな(身内のひいき目?)。定年後の男性向きに「ちょこまか家事講座」とかカッパさんやったらよいのにと時々思う。家事というと料理とか洗濯とかばーんとした華々しいものが目につくけれど、こういうさりげない作業こそ、光が当たらない分気づくのが難しいと思うから。

=今夜のごはん=
*さんまとごぼうの煮物
*とうもろこし
*ほうれん草のおひたし
*きゅうりともやしのベトナム風和え物
*ニラのおみおつけ

2009年9月7日月曜日

痛みに弱い

私は普段病気らしい病気を全くせず、体調もよい分、ちょっとでも具合が悪くなるとぎゃーぎゃー騒ぐクセがある。
昨日は関節の近く(?リンパ?)が少し痛くてだるかったので夕ご飯を作りながら「いいね、カッパさんは。夕飯作らなくてよくて」とずっと嫌味を言い続けていた。それに対してカッパさんも「いいね、smちゃんは、洗濯物たたまなくてよくて」とか「お風呂洗わなくてよくて」とか、お互い自分がいかに大変かを強調し合う。
もしかして新型インフルか、とか大げさな心配をちょっとだけしたけれど、今朝になったらすっかり元気になっていた。
カッパさんはひどい頭痛がしても、私のように騒がず黙って一人で堪えているそうだ。私は相当痛みに弱い。
=昨夜のごはん=
*酢豚(先週水曜日朝日新聞に簡単な酢豚の作り方が載っていたので
それを見て作った。酢豚を作ったのは初めてか?
豚肉を揚げるのがポイントですね。美味しかった)
*ごぼうとまいたけの炒め煮
*めかぶ、長いも、オクラの和え物
*えのきのおみおつけ


=今夜のごはん=
*鶏肉のレモン風味炒め、レタス、トマト添え
*フライドポテト(すっかり我が家の定番になった)
*あじのたたき
*にらともやしの炒め物
*ちくわときゅうり、ねぎの和え物
*大根と油揚げのおみおつけ

2009年9月5日土曜日

子どもできたか?

ベトナム人の知人からメールが来た。彼は、私が何度か調査をしているバクニン省クエヴォ県の県の役人の人。去年訪ねたときにメルアドを持っていることがわかって、たまにメールをしている。今日は久しぶりにメールが来て「子どもできたか?Em có em bé chưa?」だって。やっぱりこの話題ね、と噴出してしまった。

ベトナム人にとって家族とはプライオリティのもっとも高い存在だ。だから、日本の女性がなかなか結婚しないのを信じられないという顔で「何で結婚しないんだ?」としつこく聞き「結婚しなよ」とことあるごとに結婚しなよ攻撃が始まる。私が2度目のベトナム留学生活を送ったときは、既に30代に突入していたのでいき遅れ=ế rồi`だと思われることも少なくなかった。昨年結婚してやっと胸を張って「結婚しましたlấy chồng rồi」と報告して、さあこれで結婚しなよ攻撃を受けなくて済むと思っていたらどっこい、今度は「子どもできたか?」攻撃がまたまたすさまじいのであった。しかも昨年10月、結婚してから3ヶ月くらいしか経っていないというのに「結婚して3ヶ月経ったのだったらもう何か変わったことcó gì lạ̣があってもよいはずだ」とおせっかいなことを言ってくる人、数知れず。市場の顔見知りのおばさんも「妊娠しろ、出産しろ(というよりは、孕めよ産めよというニュアンス)chửa đi đẻ đi」と言いながらお腹をさわってきて「きゃはっ」って感じだった。もう、皆好きだねえこの話題。

日本でも結婚の社会的圧力というのはまだまだ存在するものの、ベトナムほどではない。友人のベトナム人女性は姉妹そろって結婚していないので、近所の人や親戚の人からあれこれ言われていっとき心の病にかかってしまった。賢明な彼女の両親は決してやかましいことは言わなかったのに。友人はとても聡明な利発な人なので、彼女がそこまで追い詰められていることを知って胸が痛んだ。現在彼女はオーストラリアに留学中である。外国の自由な空気を吸って本来の明るさを取り戻してほしい。

でも皆悪気なく本当に気軽に挨拶の文句のように口にするから、それはそれで憎めないのだよね。日本ではもはやあまりそういうことは聞いてはいけないという暗黙の了解があるので、屈託なく口にするベトナムの人がある意味ほほえましく映る。

=今夜のごはん=
*鶏むね肉のハーブ(ローズマリー、セージ、タイム)焼き、サニーレタスときゅうり添え
*ジャガイモとひき肉のグラタン
*トマトとモッツァレラチーズのサラダ
(カッパさん「このモッツァレラチーズあんまり美味しくないね」だって。チーズにはうるさいカッパさんです)
*ジャガイモと玉ねぎ、ピーマンの中華風スープ

2009年9月4日金曜日

秋の始まり

夏から秋に以降していく季節の変わり目は、なんとなく気分が落ち込んで物悲しい気分になる。だんだんに日が暮れるのも早くなり、6時過ぎ、図書館を後にする頃には自転車のライトを点灯するようになった。春から夏にかけては毎日空気がフレッシュで木々の緑もどんどん濃くなり北海道って最高!って思っていたが、今は強い風が吹き荒れるこの広い土地が少し寂しく見える。

私は去年の8月に札幌に越してきたが、去年の9月ー10月は研究や仕事でほとんど札幌にいなく、10月ー12月もベトナムへ調査。実際に本格的に札幌に住み始めたのは今年の1月からだ。だから、冬に向かうこの季節を札幌で過ごすのは始めてである。11月は天気がどよーんと暗くてとても気分が滅入ると何人かの人から聞いた。

でも秋になってよいこともある。論文が夏よりはかどるようになったこと、そして甘いお菓子が食べたくなって、ケーキなどお菓子作りをしようかなという気になってきた。

=今夜のごはん=
*なめたかれいの煮付け、ピーマン
*しめじとえのきの煮物
*サラダ
*大根のおみおつけ

2009年9月3日木曜日

ねばねばパワー

今日はカッパさん、家から自転車で行ける場所に仕事で行くというので、私もカッパさんと一緒に出かけ、カッパさんが仕事をしている間、近くにある前から行きたかった園芸ショップに立ち寄った。もうすぐ冬支度をしなければならないというのに、またハーブの苗を買ってしまった。その後は、ハーブの先生がいつもくださる手書きの通信(のようなもの)に紹介されていた、カフェフォーエバーという自宅カフェへ。よく手入れされた庭が並ぶ住宅街の一角。木の香りのする外国のようなお宅で、置かれているものもすべてかわいらしく、いやー世の中にはこんなに美しいお宅に住んでいる方がいらっしゃるんですね。私はカフェに着いたときからしばらくこーふんでした。

カフェでいただいたランチ。
肉はほとんど使われていないけどそれを感じさせない。
味がよくてとっても美味しかった。
外食するとたいてい味が濃いと感じるけれど、そんなこともなく。
このランチに自家製ケーキ、飲み物もついてなんと750円なの!
ハーブの先生が書かれたメニュー
いつもハーブの先生がくださる通信も、こんな感じのぬくもりのある手書き。
=今夜のごはん=
*とろびんちょう漬け丼(紫蘇、ごま、とろろ、のりなどかけて)
*長いも、めかぶ、オクラの和え物
*しめさば、貝割れ添え
*小松菜と油揚げの炒め物
*豆腐とわかめのおみおつけ

疲れ気味のカッパさん、今日の日差しはカッパさんに強すぎたようだ。
カッパさんが元気を出してくれるよう、今日はとろろやめかぶ、長いも、オクラなどねばねば系を作りました。ねばねばパワーで粘り強く、ね!

2009年9月2日水曜日

毎日ピクニック気分

今日は図書館でいつもと違う窓に面したカウンターの席に座ってみた。
まぶしそうで一度も座ったことなかったけれど、窓から大木のわさわさとした緑が目に飛び込んできて心地よい。キャンパスの大きな木に歴史を感じる。
学食のテラス
毎日がピクニック気分!
=今夜のごはん=
*ピーマンのひき肉詰め
*フライドポテト
*きゅうりとわかめの中華風サラダ、トマト
*豆腐とわかめのおみおつけ

2009年9月1日火曜日

カッパさんの趣味

今朝起きたらカッパさんは既にスーパーへ出かけていた。
テーブルの上に置手紙があり、「ジャスコで生さんまとよつ葉バターを買ってきます」
しばらくしたら帰ってきて「59円で生さんま買った~!」とご満悦のご様子。
起きたばかりの私は「朝からテンション高いの高血圧の人っぽいよ」と言うと、カッパさんは「いや、今日はさんまを買ったから興奮しているの」とのこと。

カッパさんは本当にスーパーの安売りが大好きだ。いつも新聞のチラシでチェックして、安いものを見つけるとさっと買いに行く。調味料など私が「買い物禁止令」を出しているものもあるので、何でも自由に買えるわけではないが(でも、ときどき私の目を盗んで安売りの砂糖を買ったりしている)、スーパーに行ったついでにチョコやワイン、焼酎もちゃっかり買ってきている。案の定、今日もワインを買ったそうです。私は安売りだからといって行くと余計なものも買ったりしてスーパーの戦術にひっかかりそうなので、必要なとき以外はスーパーには行かないようにしている。それに今日のさんまのようにあまりに安いものは、生産者の手にはいくら入っているのだろうと気の毒になる。

でもスーパーに行くのはカッパさんの実益を兼ねた趣味なので、私も買ってきてほしいものを頼んだり、カッパさんが買ったレシートを眺めてはちゃちゃを入れたりして楽しんでいる。
カッパさんの趣味はスーパーの買い物、ワインやお酒を飲むこと、you tubeで甲子園を見ること(テレビがないので)・・・うーんささやか!

今日は夏に戻ったかのようなよいお天気
台風の影響は太平洋側だけだったようです
まだまだひまわりも元気です
=今夜のごはん=
*秋刀魚の塩焼き(初心に戻って塩焼き☆)
*ひじきとにんじん、ごぼうの炒め煮
(圧力鍋で煮るとやわらかくなりすぎるので、普通の鍋で煮たらよい出来)
*ズッキーニとベーコンのチーズグラタン風、トマト
(よつ葉のとろけるチーズをかけてフライパンで)
*冷奴(紫蘇とねぎ)
*大根の葉と油揚げのおみおつけ
そうそう、カッパさんに「上野ファームのコメントずいぶん辛口だね」と言われた。
確かに厳しいコメントを書いてしまったわ。
批判をするのは簡単だけれど、何かを生み出すのはとても大変な作業。それはガーデンにしても論文にしても、そして政治の世界も同じことだろう。あまり辛口になりすぎないよう気をつけよう。