2009年7月30日木曜日

アイヌ料理講座

最近夜は疲れてすぐに眠ってしまい、更新すべき写真が溜まってしまいました。

7月29日(水)は、生活クラブの「アイヌ料理体験講座」に、札幌の南にある「ピリカコタン」という札幌市のアイヌ文化交流センターへ出かけました。
南北線の終点「真駒内」駅より、バスで40分ほど。
山と河に囲まれた空気のきれいな場所に「ピリカコタン」があります。

アイヌ料理を教えてくださった先生。
市民運動の活動家でもいらして、前の週はニューヨークで行われた女性差別撤廃に関する会議にマイノリティ、アイヌの女性代表ということで参加してきたそう。
お話が楽しく、豪快さと包容力、繊細さを合わせ持ったお人柄、お料理の仕方も油や砂糖をだーっと入れたりダイナミック、もっとお話したかったです。アイヌの家庭に生まれたけれど、家庭ではアイヌの文化のことなど教わらず、24歳からいろいろ学び始めたそうです。

感心&実感したのが、アイヌは山菜などその土地に自生している植物に関する知識が豊富で、それをうまく使って料理するんだな、ということです。もちろん山の近くに住んでいるアイヌと、海の近くのアイヌでは食べるものは違ってくるのでしょうが。
右の写真は「オオウバユリ」。こういうものは売っていないので、全て先生が採ってきてくれたものを使いました。なんと有難い!
オオウバユリは食事に使うだけでなく、粉にして一番粉は薬にしたそうです。

クマ笹をあぶって、煮出してお茶にします。シケレペ(キハダ)の内皮も入れて漢方薬のような少し苦いお茶でしたが、身体によさそうでした。


こちら(→)はシケレペ(キハダの実)。これも採ってきたものですって。
札幌市内で採れる場所も教えてくれたけど、とうてい車がないといけないようなところでした。山椒の実のようなぴりっとした味がする。
         じゃーん!!料理が出来ました。

→オオウバユリの天ぷら。でんぷん質と食物繊維がたっぷり、ホクホクして芋のよう。にんじんの葉っぱも天ぷらにして美味しい。
参加者の方たちはベテラン主婦という感じの方が多く、天ぷらなどお手の物。からっと揚がって経験の差を感じました。天ぷらがうまいって尊敬のまなざしーー

←こちらは先生が持ってきてくださったエゾシカの生肉。うーん、美味しい!!
鹿は血抜きをうまくしないといけないので、先生は腕のいい、決まった猟師からしか買わないといっていた。にんじんを飾ってかわいらしく。

→コンプシト
ゴマ団子と思いきや、昆布たれ団子ですっ。昆布をさっと揚げて、ミキサーで粉状にし、砂糖、塩、紅花油でやわらかく煮たもの。

←プクサラタシケプ(行者ニンニクの混ぜもの)
行者にんにくはニラを少し広げたような葉っぱです。こちらは煮たトラ豆と干しプクサ(干し行者にんにく)と生の行者ニンニクも入れていためたもの。
トラ豆というのを私が初めて知ったと騒いでいたら、周りの人が「本州の方なんですか?」って。北海道ではよく使う豆だそうで、先生によると「トラ豆は豆の中の豆。豆の王者」だそう。豆にトラのような模様があるのでトラ豆と呼ばれる。確かにぷっくりした豆で美味しい。これはカレーなんかに入れてもよさそうです。
行者ニンニクの旬は春でもう今は出回っていないのを、先生は冷凍したものを持ってきてくださった。旬の時期には行者ニンニクを干して保存しておくそうです。行者ニンニクはこれまで買っても、卵と一緒にいためるくらいしか使い方わからなかったけれど、こんな風に豆と一緒にいためると美味しいです。

→こちらは「行者ニンニクの醤油漬け」
行者ニンニクをさっとかるくゆで、あく抜きしてから、めんつゆに2分程度漬け冷凍保存したもの。これも先生が仕込んでおいたものを持ってきてくださった。美味しかった。
・プクサご飯(行者ニンニク要れご飯)しかもヒエや粟も入っております。風味豊か。行者ニンニクは独特の風味と旨みがあるので、料理に入れると食欲がそそられます。
・ヤムオハウ(冷汁)
これも美味しかった!昆布と煮干で出汁をとっておいて、乾燥タラ、長ネギ、にんじん、ニリンソウ、行者ニンニクなど千切りにしていれ、わかめも入れる。塩水で味を調える。
・ラタシケプ(混ぜ煮)
生とうきびやトラ豆、かぼちゃ、シケレペ(キハダの実)、クルミなどを一緒に煮た。甘くてピリッとキハダの実の香りがした。
いろんな料理に油をたっくさんだーーーっと入れます。油をたくさん取ることによって、厳しい冬も元気に過ごすことができたそう。油が今のように売っていない時代は魚や動物から脂を取っていたそうです。
今日のような料理を毎日食べていたわけではなく、こうした料理はご馳走で、熊おくりの儀式のときなどに作ったそう(熊が3歳になるまで家族の一員のように過ごし、3歳になったら殺して熊送りの儀式をした。今65歳以上の人は小さいとき熊と一緒に眠った記憶のある方もいるそう)

食事の後は、ピリカコタンの中を見学。
チセ(アイヌの家屋)などがある。
展示室にあるアイヌ文様の鉢巻。
アイヌ文様はデザインとして本当に格好いい。こういう文様を今風にアレンジして、商品化できるのではないかと思います。
こちらは前掛け。
この文様もいいですね。




展示室の様子。



講習の後は、すぐ隣にある小金湯温泉で、温泉に入って帰りました。アイヌ料理は美味しかったし、話も聞けて参加してよかったです。生活クラブはいろんな企画があってとても勉強になる、入ってよかったです。
ちょうどこの29日に、アイヌに関する有識者懇談会が報告書を提出しました。翌朝の新聞を見たら、料理を習った先生のコメントも載っていました。
2008年6月に「アイヌ民族を先住民族とする」決議が採択され(今頃になってーーーという感もする)、それから有識者懇談会が開催されている。先生の話では、自分は自費でニューヨークの会議にも参加できるが、周りのアイヌの人は決してそんな状況ではなく、苦しい状況で生活している人も多い。最近行われた調査でも、アイヌの人たちは経済的に苦しく、大学進学率も道内平均と比較して低いという結果も出ています。
こういう結果をどう政策に生かしていくか。
この「ピリカコタン」は、札幌市の施設だけれど、たぶん博物館のように専門の学芸員などいないのか、展示内容についてもアイヌの道具について示しているだけで、中途半端なものを感じました。アイヌの風習について「そうなんだ」と終わらせてしまうものでなく、歴史や言語、和人との関係、現在のアイヌの状況などについても想像力を働かせられるような内容にできないものか。染色室やお風呂など、当初意図があって作られたものも、使われていないということでした。
29日は疲れて、アイヌ料理で持ち帰ったもので済ませました。カッパさんも味見して美味しいといっていた。
=7月30日(木)の夕食=
*時鮭の包み焼き、トマトとジャガイモ(北あかり)の素焼きを添えて
*かき揚げ(にんじん、玉ねぎ、じゃこ、甘エビ)
*もろきゅう
*冷奴
*豆苗のおみおつけ

2009年7月28日火曜日

ラベンダースティックでよい匂い☆

今日はまたまた、「さとらんど」で「ラベンダースティックと匂い袋作り」という講習に参加してきました。先生は、前回と同じハーブの先生。この先生の講座を受けるのは3回目ですっかりおなじみになってしまった。夏休みなので親子向けの講座だけど、私は一人で参加。
まずは、先生手作りのブラウニーとハーブティーで始まります(上左)。
先生の見本のラベンダースティックと匂い袋(上右)。
うさちゃんがかわゆい☆
さとらんどで採れたラベンダーを使います。
ラベンダースティックは、ラベンダーを奇数の束にして、ラベンダーの茎にリボンを編んでいって匂いを保つようにしたもの。イギリス風とフランス風がある。10年経っても香るそう。

右は先生の見本のカーテンタッセル。
うさぎがエプロンしていてかわいいの。
こちら(←)は私の作品。
ラベンダーのよい香りがするので、カッパさんが仕事をしている脇に置いておいてあげた。
木工用ボンドを使って針は使わなかったので、ぶきっちょの私にもできる。

この先生は、ハーブを幅広く生活に取り入れていて、アロマの講座などもやっているそうで、ますます興味が出てしまう。先生は温かみがあってセンスもよくて、私はこの5月に先生の講座を受けてから、おかげさまですっかりハーブが生活の一部になった。先生は、以前同じゼミだった札幌出身のO村さんに似ていて、お会いするたびにO村さんを思い出す。そういえば、先生も生活クラブに入ってるって言ってた。

さとらんどのひまわり
=今夜のごはん=
*さんまのソテーバルサミコソース
*鶏肉団子とにんじん、なすの煮物
*ココット焼き
「さんま」は去年朝日新聞の料理メモに載っていたもの。さんまを塩、こしょうして小麦粉をまぶし、オリーブオイルでソテーする。別に、ニンニクみじん切り、オリーブオイル、バルサミコ酢、しょうゆ(各大1)のソースを煮詰めて作っておき、ソテーしたさんまにかける。
さんまが洋風になって美味しい。

ココットは石黒智子さんの『私のレシピノート』に載っていたメニュー。
焼いたベーコンをココットの器にぐるりと巻いて、炒めたブロッコリーとエリンギを入れ、マヨネーズをいれ、最後に卵、オーブンで10分強。美味しかった。入れるものは何でもよさそうです。最後にイタリアンパセリを置いて食べたらgoodでした。
ココットという料理を最初に教えてくれたのは、michiru-chanだったなぁ。

2009年7月27日月曜日

晴れ、のち雨

=今夜のごはん=
*マーボー豆腐
*なすとオクラのラタトゥイユ
*サラダ
*大根と油揚げのおみおつけ
久しぶりに晴れて暑くなりそうだったので、サンダルを今年初めて履いて出かけた。しかし、夕方6時過ぎに帰ろうと外を見たらなんと雨。4時くらいから降っていたらしい。最近のお天気は何なの~~!!九州では豪雨というし。
傘持ってこなかったのでまたもや、帰りにセブンイレブンに寄ってビニール傘を買って帰った。家にビニール傘ばかりたまってしまいます。
家に着いたらカッパさんが、ヤカンと味噌汁用の小さな鍋をピカピカに磨きあげていて「ほら、きれいでしょ!」と得意そうだった。

2009年7月26日日曜日

百合がいっぱい、百合が原公園

週末はまたもや雨、今日はちょっと雨が上がった隙に、久しぶりに百合が原公園に行きました。6月から週末は必ず雨が降っている気がします。

←公園の近くは玉ねぎの産地。
       今月は百合月間で、いろんな種類の百合が咲いている
       歩いているとふと百合のよい香りが漂ってくる












=昨日のごはん=
*皮なししゅうまい
(キャベツをひいて圧力鍋で3分蒸しました。キャベツに肉汁が染み出てしゅうまいより美味しいくらい)
*にんじんのナムル
*きゅうりとわかめの中華風サラダ
*わかめとしめじのおみおつけ

=今夜のごはん=
*ハンバーグ、大根おろしと紫蘇のせ、しめじ添え
*トマト、千切りキャベツ
*じゃがいもとにんじん、ピーマンの中華風スープ
今夜は帰宅が遅くなってしまい、夕飯を作り始めるのが9時半過ぎになってしまった。昨日しゅうまいに使った「たね」の残りでハンバーグを、しゅうまいを蒸したときの汁でスープを作った。
基本の「たね」を作っておいてそれをいろんな料理に活用する術は、婦人之友社刊『魔法使いの台所』に載っていたもの。この本は少し古くて(90年発行、アマゾンの古本で買った)、忙しくても栄養バランスに気を配り台所をきちんと整頓してささっと何品も作る「良き婦人、良き家庭」イデオロギーが漂っていて、計画性のない私は「こんなのできないよ」と思っていたのだが、そして今でも思っているのだが、合理的なアイディアは実際にやってみるとなるほど、なかなか便利だ。時間のあるときにちょっと一手間かけて何かやっておくと、後が楽というのは確かにその通り。行き当たりばったり人生を歩んでいる私だが、たまにはこういうの取り入れてみよう。

2009年7月24日金曜日

せっせとパン作りに励むカッパさん

=今夜のごはん=
*親子丼(だしをいい加減に作ったため、あまり美味しくなかった)
*なすの揚げ浸し(親子丼と同じ、だしが薄くていまいち)
*トマトときゅうり、新たまねぎのサラダ
*じゃこのおろし和え
*いんげん
*冷奴(トッピングはじゃことねぎ)
昨日の話の続きだが、カッパさんの健康診断結果に私がそう一喜一憂することもないとは思いながら、食べ物が身体を作るんだなあということを最近よく思う。生活クラブの生産者の人の話を聞くと、たまご作りも、豚作りもどちらも飼料が卵や肉の美味しさの決め手になるから、生産者は飼料作りに工夫を重ねるなど大変なこだわりを持っている。だとしたら、人間も同じことで、食べるものによって、身体は大きく変わってくるだろうというのは容易に想像できる。飼料の他にも、日光が当たり、風通しのよい小屋にするというよい環境もよい卵や肉を作るのに欠かせないそうだ。人間も自然の中で風や光を浴びるとよい気持ちになるのと同じだ。私が今豚だったら、きっと私の肉は美味しいに違いない(と、我ながら自信を持っている、ムフフ)。
今流行りの「食育」には国策がらみのうさんくささを感じている私だが、食べ物という身体の基本となるものは、自分もカッパさんも元気に生活できるよう精一杯工夫をしていきたい。
さて、最近パンの写真が登場していませんが、変わることなくせっせと作ってますよ、カッパさんが。今週から生活クラブの道産ブレンド小麦を使っているのですが、これまで使っていた江別製粉のブレンド小麦とちょっと違ってやわらかくてよく膨らむのです。でも2日目になると味は落ちる。どちらかというと、カッパさんも私も江別製粉の方が好みかな。しかしカッパさんは「この小麦だとライ麦との相性がよいかも」と研究に余念がありません。パンの世界、粉の世界、深いですっ!

2009年7月23日木曜日

カッパさん健康診断の結果が出る

北大学食のテラスでお弁当を食べていたら、どこからともなく猫が近づいてきた。お腹すいているのかな、と思ってきんぴらのにんじんをあげたけど、そんなものには目もくれなかった(当たり前か?)。今度来たらご飯をあげようかなと思って取っておいたら、あっちの方に行ってしまったので食べてしまったら、また近づいてきた。
ごめんよ、もう食べてしまったよ、また今度ね。
=今夜のごはん=
*鶏肉と夏野菜のソテーマリネ(『今日の料理』7月号に載ってたメニュー)
*なすと生ハムのミートソースグラタン
*スモークサーモンのサラダ(サニーレタス、新玉ねぎ、きゅうり、ピーマン薄切り、スモークサーモン)
*冷奴
*にらとわかめのおみおつけ
仕事から帰ったカッパさんが開口一番「健康診断の結果が出たよ」
そうそう、今日はお医者さんと面談があると聞いていたのだった。
カッパさん深刻そうな顔をして
「検査入院が必要だって・・・」
えっ、まさかと思っていたけどやっぱりそうだったか。がーん・・・・
「奥さんと暮らして1年でそんなに体重が落ちたのなら、生活自体を考え直したほうがよいって・・・」
えーーー、そんな精神的なことも含めての結果だったのか。これは離婚しかないのか?
と思ったらカッパさんは「それは冗談で、結果すごく良好だったよ」と診断結果を見せてくれた。
なんだなんだ、びっくりさせて。でもよかったよ。
結果を見たら、血液検査の結果がとてもよくて、昨年と比べて悪玉コレステロールの値は大幅に改善されていたし、血糖値や尿酸値もよくなっていた。問題は血圧と、体重減少かなあ。体重減少も、先生に相談したら、まあ大丈夫でしょうって。本当に大丈夫なんですよね、先生?とこっちが少し不安になったが、もう少し様子を見ることにしよう。
というわけで、二日酔いも治ったし、今夜は久しぶりにビールで乾杯でした(いつもは発泡酒だけど、今日はこの間のお客さんの残りがあったのでサントリープレミアムモルツだ。庶民ですね。。。)

2009年7月22日水曜日

日食どうでした?

=今夜のごはん=
*柳の舞の煮付け
*きんぴらごぼう
*ほうれん草とトマトの中華風サラダ
*冷奴
*大根の葉と皮、油揚げのおみおつけ
今日は各地で皆さん日食見ましたか?
札幌は部分日食で、北大や中島公園で観測会があって、雲の合間から一瞬太陽が見えたそうなのですが、そんなことは知らずに、曇り空だからなぁなどと思いながら普通に過ごしていました。
こちらは相変わらず曇り空で夏らしい天気にはなりませんが、明日から週末にかけては少しずつ気温も上がり、お天気の日が多くなるみたい。少しはビールが美味しくなるような暑さが到来してほしいにゃん。

2009年7月21日火曜日

しじみよ、ありがとう。

=今夜のごはん=
*ぶり大根(天然のぶりが売っていたので買ってきた。圧力鍋で3分。とても美味しかった。昆布も一緒に煮た)
*イカのバター炒め
*にんじんのナムル(今日生活クラブでにんじん2キロが届いたので、せっせと食べます)
*ズッキーニのミートソース合え
*スモークサーモンのサラダ
*昆布のごま油炒め
*しじみのおみおつけ


昼近くになっても、2日酔いのだるさが続いていて、ふと「あぁ、しじみ汁が飲みたい!」

そう思ったらいてもたってもいられず、近くの東急ストアへ。網走産しじみを買ってきておみおつけを作った。しじみ汁の滋味深い味が身体に染み渡っていく。一人でしじみ汁を飲みながら何度も「しじみよ!」と叫んでいた。しじみってえらいなぁって先月も思ったけど、今月もそう思ったよ。これからは、冷凍しじみを備えておこうっかな。

ところで貝の砂だしに昨日からはまっています。
昨日はアサリを、今日はしじみを塩水につけて砂だしした(しじみの砂だしも塩水につけるんでよいのかしら?アサリよりは塩少なめにした)。すると、アサリやしじみが顔(?)を出してぴゅーっとすごい勢いで水を吐き出している。貝同士もぞもぞ動いてブクブクぴゅーぴゅーやっているのを見ると、貝の生命力ってすごいなあと思う。しかし、さっきまでぴゅーぴゅーやっていたしじみは、すでに私のお腹の中に。しじみよ、ありがとう、これからも有難くいただきます。

飲みすぎました


昨日はカッパさんのお友達ご夫婦が北海道の旅行のついでに見えて、昼の1時から6時過ぎくらいまでずっと食べたり飲んだりしていた。ビールもたくさん、ワインも3本空いたかな。飲みすぎて、お2人が帰った後、私は頭が痛くてずっと伸びていた。カッパさんは「僕のお客さんだから」と、片付けに精を出し、テーブルクロスをすぐに洗濯、洗い物をしたり、天然酵母を仕込んだり、カッパさんは本当に働き者だ。
=昨日のメニュー=
*生春巻き
*パンとハーブチーズ
*アスパラ
*スモークサーモンのサラダ(ハーブドレッシング、クレソンが美味しかった)
*ミニトマトのマリネ
*パエリア
*夕張メロン
ところで何度かやっていたドクの番組取材通訳の仕事。昨日からまた、ディレクターはホーチミン市入りして取材へ。今回から、私は博論に集中するため、この仕事は、プロの通訳として活躍している後輩の方に代わってもらった。せっかくこうして確保できた自分の時間だから、しっかり論文を書かなきゃ。今書いている投稿論文、8月末までに仕上げるのが目標。一応こちらに書いておきますぞ!

2009年7月19日日曜日

寒い夏

毎日寒いです!
3連休も天気悪くて今日も朝から大雨です。
せっかくの連休を利用して北海道に旅行に来ている人も多いだろうに・・・。

さて、またごはんの写真が溜まってしまいました。
アップするの忘れていた先週日曜日の写真から。
=7月12日(日)のごはん=
*かじきまぐろのソテー、トマト、ズッキーニ添え
*なすとひき肉の薬味炒め
*サラダ
*何のおみおつけだったか忘れた


=7月16日(木)のごはん=
*チキンカチャトーラ
(生活クラブで購入したイタリアンエッセンスについていたレシピ)
*ジャーマンポテト
*サラダ

金曜日は珍しく晴れて気持ちよかった。今の季節はタチアオイがきれい。

北大学食でお鮨が売っていたので、食べてみた。これで525円。まあ、お値段なりかな。

=昨日のごはん=
*初物のさんま、大根おろし、トマト
*いり鶏
*さつま揚げ
*冷奴
*きゅうりとみょうがの塩もみ
*大根の葉、エノキ、わかめのおみおつけ
=昨日のごはん=
*豚ばら肉とキムチの炒め物
*ニラ玉
*昆布のごま油炒め(味付けは醤油と鰹節、簡単で美味しかった)
*エノキと油揚げのおみおつけ

大雪山系で遭難事故ありましたが、ここ1週間くらい風が強い日あったり、雨も降ったり安定しない天気で札幌でさえ寒かったので、遭難した人たちはどんなにか寒かったかと思います。北海道の天気、本当に侮れないです。寒いーーと思っていたら次の日晴れて汗ばんだりするので、予想が難しく、夏は暑いという本州の常識が通じないというか。今も、私は靴下をはいて、トレーナーとシャツと重ね着しています。
結婚する前、カッパさんに会いに北海道に来る度に事前に「どんな天気?どんな洋服持ってけばよい?」と聞くのですが、カッパさんがあれもこれも、と答えるので、よくわからずに結局私は薄着で来てしまい、カッパさんのセーターを借りる羽目になったりしていました。日中日差しの強いときは本当に暑いし、でも夕方になると急に寒くなったり、そしてここ1週間くらいは毎日寒い・・・。北海道に来るときはおしゃれな服よりも、アウトドア用の服装が役に立つと思います。

2009年7月15日水曜日

風邪でシュンコシュンコ

沖縄旅行の写真をアップしている内に、ごはんの写真がたまってしまった。

=7月13日(月)のごはん=
*豚肉のにんにく風味焼き、ほうれん草のおひたし、きゅうりの塩もみ、ミニトマト添え
*ひじきと大豆の煮物
*かぼちゃサラダ(冷凍かぼちゃをチンしてほぐし、ヨーグルトと砂糖、ゆで卵とマヨネーズを合えたもの) *もやしと油揚げのおみおつけ

=昨日のごはん=
*時鮭のムニエル、しめじと玉ねぎ添え、トマト、ズッキーニ、かぼちゃを添えて
*さつま揚げ
*さやいんげんと豆腐のおみおつけ

私は風邪ひいて体がだるく、料理しながら「冷蔵庫が小さいのにカッパさんのヨーグルトのビンが大きくて何があるのかわからない!」など文句を言って大変機嫌が悪かった。その都度カッパさんは「ゴメンナサイ!全て私が悪いの」と悲劇のヒロイン風に全部自分のせいにしていた。

=今夜のごはん=
*キャベツと豚肉の蒸し煮
*トマトときゅうり、わかめの中華風サラダ
(味付けはお酢とポン酢、ごま油)
*さつま揚げと小松菜和え
*豆腐とわかめのおみおつけ

このところ雨ばかり続いてまるで梅雨のような札幌。東京は既に梅雨が上がったというじゃないですか、これはエゾ梅雨ってやつでしょうか。

気温はそんなに上がっていないのだが、二重窓で気密性が高いからか真夜中になると蒸し暑くて布団をはいでしまい肩や腕が出て、でも明け方になると冷えて、の繰り返しで風邪をひいてしまった。日曜日からくしゃみがとまらず、1日でティッシュを1箱使い切ってしまうほど。月曜の夜は、夜中の4時にくしゃみがとまらなくなり、カッパさんは私の布団をとっかえたりおおわらわ。「あなたがシュンコシュンコやっているから眠れない」と大変迷惑そうだった。シュンコシュンコってなんか古典的な表現ね。私はくしゃんくしゃんっていうけど。

翌日図書館に行くのにカッパさんに「ポケットティッシュある?」と聞いたらなくて、カッパさんは「箱のティッシュを持っていけば?」と大真面目に言ってた。研究室とか固定の場所ならともかく、図書館に箱ティッシュ持ってく人なんていないよ!と私が言うと、カッパさんは箱からティッシュを何枚か取り出してきれいにたたみ、3枚×2セットを作ってくれた。カッパさんは本当に面白い人だ。

2009年7月13日月曜日

沖縄旅行 Day5(7月8日)

       そしていよいよ最後の日が。きれいな海ともしばしお別れ。



       半オープンエアーの気持ちよいホテルだった。

私が沖縄で気に入ったものの一つが家。
涼しく過ごすため、バルコニーが広めに取ってある。屋根の上には貯水タンクが。屋上がバルコニーになっている家も多い。こういう家を見ると胸がキュンとなってしまう。勝手に人の家をブログに載せて申し訳ないが・・・。北海道の家は反対に、ベランダのない家が多い。雪が降るからね。









伝統的な瓦屋根の家も。

   那覇へ戻る途中、また米軍基地が目に飛び込んで来る

              また来ます!

沖縄のお土産。
名護パイナップルパークで買った観賞用パイナップル。
このまま2週間くらい楽しんだ後、葉の部分だけ切って土に植えると根が伸びて、新しい芽が出てくるそうです。
ホテルにあった(右)のが、成長した姿。
寒い北海道でどの程度成長するかわからないけど、もう少ししたら土に植えかえてみよう。
かわいい木でできたお魚。
沖縄は青い海、カラフルな魚など本当に魅力的なところ、あ~沖縄ーーーと帰ってきてもまたすぐ訪ねたくなってしまう。でもそれだけでなく自分の立ち位置みたいなものを否応なく突きつけてくるところでもある。
現在北海道に住んでいる私たちにとっては、沖縄と北海道という、明治政府の下、日本という国家に組み入れられた辺境の歴史の共通点について、改めて考える機会になった。しかし、沖縄は、米軍基地の存在や地上戦の経験など、沖縄独自の歴史経験がある。沖縄の人は「本土」と「沖縄」の違いについて強烈に意識せざるを得ず、「沖縄」というアイデンティティを持たずには人生を送れない気がする。
ベトナム戦争中、ベトナムへ向かう米軍機が沖縄の米軍基地から出発したこと、市民を巻き添えにした戦争の記憶など、ベトナムと沖縄の結びつきについても考えた。戦争にしても、自然や食材、人にしても、沖縄にいると時に「ベトナム?」と錯覚を起こしてしまう。以前知り合いのベトナム研究者が沖縄の人のことを「日本語を話す東南アジア人」と呼んでいた。東南アジア地域とのつながりの中で沖縄を捉えるとまた面白いだろう。またぜひ訪ねたいです。