2008年9月6日土曜日

カッパの尽きない話

今朝もカッパさんと朝食を食べながらいろんな話をしていると気がつくと11時近くになっていた。
結婚して一緒に住むようになってから、時間を気にせずいろんな話ができるので、2人で話していて気がつくと数時間が過ぎていたということが少なくない。

カッパさんが子どもの頃、同じ敷地に住んでいた貸家の人が焼身自殺をしてお母さんがバケツの水をさっとかけて火を消した話、貸家の人が家賃を踏み倒した話、イギリスでホームステイしたときカッパさんが食事をたくさん食べるので次第に待遇が悪くなっていった話、同僚の先生から美容室の人を紹介された話、知識人の戦争責任の話、ドイツ留学時代、日本人の友達のところにドイツ人女性が押しかけてきた話、などなど、彼はがり勉で机にかじりついているタイプなのに、驚くほどいろんな経験をしていて、話を聞いていて飽きない。

カッパさんは食事をしながら、お皿を拭きながら、顔をくしゃくしゃにして笑いながらいろんな話をしてくれる。カッパさんの話を聞いていると楽しくて「それでどうなったの?」「なんでその人はそんなことしたの?」など次々に質問をしてしまう。

私たちは考え方や、よいと感じるものが似ているとかいろいろあるけれど、一番は、「話が合うこと」が私たちを結びつけているんだなあと思う。

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