2010年1月8日金曜日

仙台へ帰省

1月3日の午後に高速バスで仙台へ。帰省に新幹線ではなく、高速バスを使うのが倹約家のカッパさんたる所以です。去年も東京から高速バスで行きましたが5時間くらいで苦になりませんでした(しかも切符は3000円くらいで安い!)

父は私があまりにグータラなので「向こう(仙台)へ行ったらちょっとは動けよ」とニヤニヤしながら忠告してました。まるでカッパさんの方がお嫁さんのようで、私の実家に来たら朝早く起きて手伝ったり、ビールをささっと持ってきたりしてかいがいしく働いていました(それを見たうちの両親は「自分の家にいるのにお客さんになったみたいだ」と喜んでいた)。で、今回は私も仙台で食事の後片付けをしたり、鍋の野菜を切ったりまあその程度のことはしましたよ、エッヘン。

カッパさんの両親は優しく「朝も寝ていていいんだよ」と言うので、それを真に受けて最後の日など9時半まで寝てました(こんな寝坊な嫁はあまりいないだろうか?)お母さんは時間差でご飯を食べる我々のため、朝ご飯も昼ご飯も2回ずつ作ったりしてきっとお疲れになったことだろう。でもお母さんは最後に私に向かって「疲れたでしょう」などとねぎらってくださった。疲れたのはお母さんの方だろうに。

毎回仙台へ行くと、カッパさんのお友達宅へ伺ったり、お母さんのお友達のお宅へ約束せずに伺ったりして予定は何もないのに何かとやることがあり、お宅へ伺うとちょっとしたものをご馳走になったりモノをあげたりもらったりがとても多いのです。カッパさん友人宅では、ささっとぶり大根が出てきたり、ビールとおつまみのこんにゃくのきんぴらが出てきたり、お母さんのご友人宅でも、すぐにお茶と煮物が出てきて、仙台の人たちはお茶請けのようなものを常備しているのでしょうか(そして家には必ずこけしがあります)。お母さんのお友達は、カッパさんが帰ってくるのを知って「これ息子さんに食べさせて」と炊き込みご飯を朝7時に届けてくれたり、おコメをえっさえっさもって来てくれたりして、持ってきてくださったものを食べるのにけっこう忙しいのでした。

で、モノのやり取りの圧巻がお隣の家で、我々のお土産の定番、六花亭のバターサンドを持ってお隣へぴんぽーんと行くと、おばあ様が出てきてバターサンドを喜ばれ、「今夜は家でご飯食べるの?」などとさりげなくお聞きになります。このおばあ様は昔八百屋さんだったそうで、天ぷらを揚げるのがお上手で、それで夕方になると今度は「これ皆さんで召し上がってください」と揚げたての天ぷらを届けてくださるのです。このバターサンド→天ぷらの流れは去年もそうで、今年もそうでした!バターサンドが天ぷらに化けるなんてそんな期待したら、はしたないけれど、本当にいつもそうなのでカッパさんも一緒にびっくりするやら喜ぶやらで美味しくいただきました。

家にこけしが飾ってあるのを見ると東北に来たという感じがします









お隣の天ぷら、ごちそうさまでした

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