2009年10月9日金曜日

両親がやってきた=美瑛編=

その後我々は、美瑛&層雲峡への旅行に出かけました。
美瑛に着いた頃はあいにく小雨の天気模様。
駅に迎えに来たペンションのご主人に対して、美瑛に関する予備知識がない父は
「ここは何が見所なんですか?」
物静かなご主人は一言、「丘ですね」
父、しーん「・・・・」

父は丘が見所と言われてもぴんと来ていない感じでしたが、宿に到着してしばらくしてから周囲を散歩すると広大な風景がなかなか気に入った様子。

母は、迎えの車の中で同じペンションに泊まっている韓国人の女性2人に会い、ずっと勉強しているハングルで「チョヌンなんちゃらかんちゃら」と一生懸命話しかけていた。2人ともとても感じのよくてかわいい子たちで、母がハングルを話すのを聞いて驚いていた。母は、「言葉が出てこない、電子辞書があれば」って焦っていたが。

泊まった「ペンションジャガタラ」は、宿からの眺めがすばらしく、そんなにおしゃれではないけれど、海産物をふんだんに使ったいろり料理が美味しくて、温泉もあってとてもよかったです。(ちなみにこの宿は「北の宿30人会」というホームページで見つけた。以前釧路に行ったときにカヌーをしたロッジシラルトロもこの会のメンバーでとてもよかったので、このグループの宿ならよいんじゃないかな、と思ったのだ。最近自分好みの宿に関する勘がけっこう当たるようになってきたよ~)

いろり料理
カニ、えび、ホタテ、ししゃもなど海産物をたっぷり。
まいたけやしめじも美味しかった
私は旅に出ると温泉宿の凝った会席などよりも、こういう素朴な料理が好み


ペンションからの眺め


ペンションの部屋からの眺め
このペンションの隣に住んでいる方が、毎年お金を出して、電線を地下に埋める
工事をしているそうで、そのおかげで、周囲には電線が見当たりません。
カッパさんは、この電線がない風景、というのがとても気に入っていました。


朝ご飯の後は、ご主人の運転する車で丘めぐりツアーへ。

ビート畑。ビートからはてんさい糖が取れるそう
四季彩の丘にて

四季彩の丘と母

哲学の木

親子の木(たぶん)


ひまわり畑

朝はとてもよい天気だったけれど、途中から雨が降ってきて虹が見えた

秋まき小麦畑の緑がきれい
これから雪が降ると小麦は雪の下で冬を越し、春に収穫される
私とカッパさんは以前に一度美瑛を訪ねたことはありましたが、今回は見晴らしのよいペンションに泊まっていろいろ連れていってもらったので、美瑛のさまざまな景色を堪能することができてとてもよかったです。前回行ったときは夏だったのですが、秋の美瑛は、木々が色づいて、畑の色も茶色、緑、黄色とさまざまでより深みが増していました。ペンションのご主人の話では、から松の紅葉を見るなら10月末か11月はじめ、それから雪景色もとてもよいそうで、1月中旬から2月中旬なら天候が安定しているのでよいということでした。父も母も満喫して、カッパさんも前回よりも美瑛が気に入ったようで皆で満足しました。

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