2009年10月14日水曜日

大学村

図書館で、元北大の先生で建築専門の方が書いた『私のすまい史』という本を見つけた。ぱらぱらっと読んでいたら、その方は、今私が住んでいる「大学村」という宿舎に以前お住まいでいらしたようで、当時の宿舎の写真や間取り図まで載せていた。今は5階建ての建物が並んでいるが、当時(1970年代前半)は、白樺の木の中に、長屋風の1軒家が並ぶのどかな村のようだったという。今は「村」の面影はなくなったが、それでもこの辺は今でも「大学村」と呼ばれている。現在は宅地化して札幌の町にもそう遠くない大学村は、戦後すぐに作られ、当時は札幌の町の北のはずれで「シベリア村」とも呼ばれたそうだ(シベリア村って、相当寒そうね)。

その方は、北海道に来る前に関西や東京にも住んだ経験があり、北海道の住宅と本州のそれとを比較しているのだが、なるほどと思ったのは塀について。北海道の家には高い塀がないが、その方の説明では、京都など夏高温多湿のモンスーン性気候の地域では、庭は室内の延長なので、道路から見られては具合が悪いから、いわば、塀は家の壁の役割をしている。一方北海道は、家は室内で完結しており、庭は外なので、さえぎる必要がないということだった。その他にも、本州から北海道に移り住んだ人ならではの観察眼があちこちで述べられていていちいちうなずいてしまった。


秋の空と太陽
=昨夜のごはん=
*しいたけのひき肉詰め
*ほうれん草、コーン炒め
*かぼちゃ煮
*笹かまときゅうり
*レタスの外葉と油揚げのおみおつけ

=今夜のごはん=
*ロールキャベツ
*サラダ
*笹かまときゅうり

昨夜のしいたけのひき肉つめとロールキャベツの種は、昨日一緒に
作ったもの。ひき肉料理はまとめて作っておくと便利。

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