2009年10月24日土曜日

憧れの三平皿

昨日の道新(北海道新聞)に、三平皿の展示会のことが出ていたので、家からそう遠くないその食器屋さんに行ってきた。

三平汁は、北海道の郷土料理だそうで、三平汁に使われた浅めの中皿(少し高台が高い)を三平皿と呼ぶそう。昭和30年頃までよく使われたが、最近見かけなくなって問い合わせが増えていることから、この食器屋さんのオーナーの実家にあった三平皿を元に、有田焼の工房に復元を依頼したそうだ。

「昔はたくさん投げるほどあった」(北海道の人は「捨てる」ことを「投げる」という)という三平皿。汁物にはちょっと浅いのではないかと思ったが、三平皿を見ていた女性の方が「三平汁は汁は少しで、具が多い」と。色鮮やかな伊万里風のものあり、唐草やウサギの柄の染付あり、大きさも手ごろで使いやすそうなのでほしいと思ったが、高い!新聞には1600円からと書かれていたが、柄のよいもの、手触りのよいものはずっとお高くよいお値段する。でもおひたしとか、煮物とか、浅漬けとか、何にでも合いそうだし私の好みだな~。

カッパさんに内緒で買おうかなとも思ったが、もう少し悩もうと買わずに帰った。帰ったらカッパさんは開口一番「蛍光灯について詳しくなったので何でも聞いていいよ~」と蛍光灯について話始める(昼間の掃除で、切れた蛍光灯を私が落として蛍光灯が割れ、中の粉がカッパさんの手にかかってカッパさんはショックを受けていた。心配になってインターネットで蛍光灯について調べたそう)。私は蛍光灯について少し話を聞いてから三平皿について切り出した。「私の誕生日プレゼントにしてくれないかな?」と聞いたらあっさり「いいよ」だって。でも値段を話したら「少し冷却期間を置いたら」と留保していた。

そういえば北海道では三平皿と言うけれど、本州では「なます皿」と呼ぶそうだ。カッパさんに「なますって知ってる?」と聞いたら「魚のことでしょ」だって。なまずじゃないっちゅーに(笑)。

今日はとってもよい天気

今夜は昨日の続きでおでんを
+きゅうりの寒麹漬けと紫玉ねぎとわかめの酢の物

3 件のコメント:

win min tan さんのコメント...

今、おっぱい中。片手打ち。

私も玄米に挑戦してみようかな。

器、見るの大好き。でも、買うのは終の住処に住むまでは、我慢我慢。

紅葉きれいだね。こちらはまだしばらくかかりそう。

smk さんのコメント...

おぉ、お久しぶりのコメント嬉しいわ!
おっぱいしながら片手打ち、気をつけてね~今日こっちの病院の新生児室に行ったら早産で生まれた赤ちゃんの小さいこと。信じられないくらい小さくて、それでも当たり前にちゃんと精巧な人間の形していて、赤ちゃんの生命力すごいなあって思った。

そちらも紅葉したらきれいでしょうね。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
いきなりのコメントで、ごめんなさい。
三平皿を探していたら、こちらのブログに辿りつきました。
子どもの頃から馴染みのある三平皿ですが、祖母が亡くなった時に全て処分してしまい、今更ながら田舎の食器屋さんを探しても売っていなくて…
札幌市内に取扱っている食器屋さんがあるとこちらのブログで知りました。
もしれければ、そちらの食器屋さんを教えて頂けないでしょうか?

初めてでそして突然なお願いで甚だ失礼とは思いますが、宜しくお願い致します。

松田