2009年10月19日月曜日

生活クラブの地区会

生活クラブの地区会が開かれたので参加してきた。地区会は3ヶ月に1回、近くの会館で開かれて、10時から始まって都度いろんなテーマについてみんなで話をし(今日は福祉基金、そして石けんについて)お昼を一緒に食べて終わり。今日は、先月のお魚講習会で習ったお魚料理がたくさん出てとても美味しかった。ほっけのすり身汁、タコサラダ、ちくわなどの練り物系、そしてサバ寿司、差し入れの手作りパン。サバ寿司は運営委員長の方がご自宅で作ってきてくださって、他のものは、皆でわいわい作って食べた。

生活クラブ北海道では、任意で毎月70円ずつ福祉基金を出し合って、高齢者福祉の教室を開催したり、子育ての集まりを開くなど自前の福祉活動の他に、福祉活動をしている団体へ助成を行っている。私はまだこの基金に加入していないが、この基金は、行政に頼るのではなく、自分たちでできることを地域でやっていこうというその趣旨、明朗会計、地域の小さな活動にもスポットを当てているところなどとてもよいシステムだと思っている。今年のノーベル経済学賞は、住民による共有地などの資源管理メカニズムを研究した研究者が受賞したが、資源管理に限らず、福祉の分野でも、国か、市場か、の二者択一ではなく、地域住民で解決できることがたくさんある。共同体で、というと古くさく聞こえるけれど、皆でアイディアを出し合ってコミュニティで問題を解決していく、その方法自体が時代や人々のニーズに合致した魅力的なものになり得るのではないかと思った。

こういう会では、いろんな人がいろんな意見を言い、皆がそれぞれ力を出し合って物事が進んでいくんだなというのがよくわかって面白い。私は生活クラブに入って半年だが、毎週届く美味しい食材もとても気に入っているし、生産者交流会や豚肉解体、アイヌ料理、お魚講習などいろんなイベントも感激するくらいよかったし、その後の生活に活きているのを実感している。 面倒くさいこともちょっとあるが(班での共同購入の調整など)それを補って余りあるほど私にとっては魅力的なので、組合員拡大のためのチラシまきも進んで引き受けて先週200枚近所にまいた。

しかし、今日聞いたところ、私のまいたチラシに反応した人はまだ一人も出ていないようだった(ぐすん)。チラシは1000枚配っても1人問い合わせがあるかどうかそうだ。しかもこのチラシ、ちょいと頭堅い人が作ったんじゃという感じで、生活クラブご自慢のケチャップのことを熱く語っていて、熱く語るのはよいのだが、ケチャップに偏って主義主張を全面に押し出しすぎ!いまどきケチャップにひかれて入会する人はいるんだろうか?今日は新聞にも広告を載せていたが、今度は平田牧場の豚肉オンリー。ケチャップや豚肉の品質がよいのはわかるけど、世は健康ブームだし、もっとバラエティに富んだ、野菜とか、海草類とか、魚、調味料とかバランスよく載せたほうがよいんじゃないかなあ?私は豚肉以外にも生活クラブのしいたけやひじき、わかめや魚などとても気に入っている。それから生産者との交流やいろんな料理会などのイベントが楽しい!っていう楽しさや入ってよかった、という感想をさりげなくアピールするくらいの方がよいと思うんだけどな(っていうことを、今日運営委員長の方に話したら、彼女もそう思っていてそれを前から言ってるの!とおっしゃってました。まあ、なかなか難しいものですな)。


=今夜のごはん=
*いかハンバーグ(前に作ったものを冷凍しておいた)
*かぶとにんじん、キャベツの煮物
*サラダ
*えのきと油揚げのおみおつけ
*サバ寿司、ちくわなど地区会で残ったものをいただいたのでそちらも
サバ寿司美味しいとカッパさん喜んで食べていた

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