2009年10月12日月曜日

もぐる生活

また図書館通いの毎日が戻ってきて思うことは、研究する毎日というのは、ずっと海の中にもぐって潜水で泳いでいるような日々だなあということだ。能力と熱意があって、がーっとものすごい集中力があって研究できる人はいろんなことをこなしながら研究もやってしまうのだろうが、怠惰な私の場合、通訳の仕事をしたり、遊んだりするとその期間は研究が一時的に途絶えてしまう(潜水していたのに一度地上に出てしまうと、日向ぼっこばかりしたくなってしまう、そんなアザラシみたいかもね)。

だから、朝起きて朝ご飯を食べて、図書館へ行って論文書いて、帰ってきて夕飯作って寝る、というような単調な毎日が研究を進める上では望ましい。1日で論文はたいして進むわけではないのだが、毎日のこのリズムを崩さないことが重要で、それを続けていると、海の深いところで新たな宝を見つけるように、毎日新たな課題が見つかって、ここはこういう風に解決しよう、ここはどうしようか、と少しずつだけど進んでくる。

=今夜のごはん=
*大根と牛肉、こんにゃくの煮込み
*もやし炒め
*紫玉ねぎのサラダ
*長いもとみょうが、海苔の和え物
*大根の皮と葉、油揚げのおみおつけ
大根と牛肉の煮込みは、先月仕事で麻布十番の居酒屋で食べたメニューを
思い出して作ってみた。この煮込みに入っていたこんにゃくを、
ベトナム人の某テレビ局スタッフのHさんが食べて
「これは美味しい。肉の内臓か?」と聞いていたのがおかしかった。
ベトナム人は、弾力があったり、歯ごたえのあるものがとても好きで敏感。
しかし、今日作ったものはあまりコクがなくて牛筋を使ったほうがよかったのかも。

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