2009年5月12日火曜日

生活クラブ第一号

先月生活クラブに加入して、今日第1回目の注文が届いた。この間から生活クラブおススメレシピなど作っていてすっかり生活クラブモードだったけど、実は食材を使うのは今日が初めて。

=今夜のごはん=
*キャベツとお麩、豚挽き肉の炒め物
*ナス炒め、トマトソースをかけて
*小松菜と油揚げの煮浸し
*豆腐と油揚げのおみおつけ
*いかオクラ

母が生活クラブではないけど、ずっと産直をやっていたので、私も北海道に来たら何か産直の共同購入ができればよいなと思っていた。最近はらでぃっしゅぼーやとか大地とかいろいろ産直の宅配会社もあるみたいだけど、生活クラブは班があったり、面白そうな活動もありそうだから、少しは知り合いもできるかなというのも若干期待して。でも美味しいものを食べたい!というのがとにかく第一です。

生活クラブとは、農産物や食材などを共同購入する協同組合。と同時に、従来の経済のあり方を見直して、オルタナティブな流通、経済を作っていこうとする運動体でもあり、商品のことを「消費財」と呼んだり、その名も『生活と自治』という冊子を購読したりする(任意ではなく組合員全員が購読する)。環境問題にも熱心。生産者と消費者が共に支えあおうという姿勢だから、例えば牛乳は1ヶ月通して毎週同じ本数を注文しなくてはならないし、豚肉や鶏肉は一頭買いが基本なので、班の中で、あなたはロース、モモ、バラ、など調整しなくてはならない(だから毎回自分の希望の部位が買えるわけではない)。注文用紙を出すのは1ヶ月に1回で、それで4週間分のものを注文するので、最初は「え、そんな先の予定まで決められないよ」と思ったが、まあ適当に注文しておけば、あるもので作ればよいのでよいかなと思うことにした。

ちょっと面倒くさいこともあるし、値段も市販のものよりは若干高いが、まあ全てを生活クラブにするのは不可能だし、スーパーと併用してよい塩梅にやっていこうと思う。それに、私はベトナムの農業に関連することを研究しているから、生活クラブを通してもっと日本の農業を知りたいという思いもある。去年ベトナムに行ったときに、ハノイの婦人協会の人が安全野菜の宅配を組織しようかと考えていると話していて、おぉ、ベトナムでもそんな動きがあるのか~!と思った。市民の食の安全に関する関心は日本同様とても高い。一消費者として生活クラブを利用して、その活動の一端を、ベトナムの研究者や農家、消費者に紹介できたらよいかもな~などと考えたりもする(ま、そんな先のこと考えるより早く論文書けー!って感じだが。。。。)

2 件のコメント:

win min tan さんのコメント...

おおお、smちゃん、とうとう生活クラブの配達が始まったのね。私はその後、いろいろ浮気を重ね、今、パルシステム(神奈川ゆめ生協)を利用しています。生活クラブはお試しセットをとったんだけど、加入しても配達がだいぶ先になると言われ、それでは、と、いとこや友人、それに近所のおばさんも利用しているというパルシステムに入りました。

消費者運動っていう点では、生活クラブとコープかながわの中間くらい(結構ぬるいです)。有機野菜にも多少力を入れていて、継続予約することで、農家を支える仕組みになっています。営業のお兄さんには、もっと力を入れて、と喝を入れておきました。

北海道の生活クラブは、注文が1ヶ月に1度なんだね。こちらは確か、注文は毎週で、配達が2週間後だったと思います。班購入だと肉の部類とかをやりくりして割り当てるんだ〜。肉はブロックで買うとおいしいよね。

生協の配達はとっても便利なんだけど、新鮮な魚が手に入らないのが困ります。なら、近所で買えばいいのですが、鎌倉は物価が高いから、魚屋をのぞいても、じっくり財布と相談ですよ。

あ〜、荏原町が懐かしい。

smk さんのコメント...

そうそう生活クラブ始まったのよ。昨日野菜を食べた時点では特に美味しいとかそういうのはなかったな。まあ今の季節はまだ関東から来ている野菜が多いので、北海道の野菜の旬はもう少し後なのですよ。しかも注文したクレソンがキャベツの下敷きになっていてつぶれていたので返金してもらうことに。まあ、いろいろ試してみて、これはよい!というものだけ買ってもよいかなと思う。

パルシステムって東京でもあるよね。営業のお兄さんに渇を入れてしまうなんて、さすがwin min tanさんですわ~(笑)!

鎌倉なんて海に近いから新鮮な魚が手に入る?あ、でも高いのか。確かに鎌倉は物価が高そうだねえ。荏原町はよい感じの商店街があったよね。生活クラブの魚は冷凍なんだけど高くて、あまり手が出ないよ。北海道に住んでるんだし、スーパーで買いますって気になる。現に、冷凍品の利用高が落ちているらしいです。